コミックメガストア
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1993年7月5日に増刊として刊行。このときは『漫画ホットミルク』増刊に近い印象のアンソロジーコミックで、単発で終わっている。 1999年、コミックハウスで『コミックライズ』の編集者だった島田崇と『MANGA絶対満足(漫画大悦楽号)』の編集者だった明治拓生がコアマガジンへ移籍し、『メガストア』編集部と組む形で『メガストア』9月号増刊として新創刊。初期から中期にかけては『漫画ホットミルク』出身の新人だった園部一晶の表紙イラストで知られていた。 美少女ゲームのコミカライズや、人気原画家によるオリジナル漫画(路杏るう)などの他、鬼ノ仁やひぢりれいなど、それまでコアマガジンが刊行していた『漫画ホットミルク』『漫画ばんがいち』とは一線を画したハードコア路線で好調を続けたが、明治は幻冬舎コミックスを経て、秋田書店『月刊ヤングチャンピオン烈』へ移籍。島田主導のハードコア路線が更に強まっていく。 島田を中心とした通称「島田班」6名の編集者は、2007年の『コミックホットミルク』創刊に携わった後、2012年にワニマガジン社へ移籍し、『COMIC X-EROS』を創刊した。これに伴い、『コミックメガストア』系列は旧『漫画ホットミルク』系編集部の直接管轄となったが、『メガストア』編集部との連携が取れなくなり、執筆陣も弱体化した。 2013年4月19日、『コミックメガストア』『ニャン2倶楽部』両編集部に警察の家宅捜索が入った影響から、2013年4月25日発売の6月号で休刊。実質的に『コミックホットミルク』へ統合されることとなった。この際、直接編集に関与していなかった『メガストア』編集長がわいせつ図画頒布容疑で逮捕されている。
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