コズミック・イラの機動兵器とは? わかりやすく解説

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コズミック・イラの機動兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 03:07 UTC 版)

コズミック・イラの機動兵器では、『機動戦士ガンダムSEED』を初めとする「C.E.(コズミック・イラ)」シリーズのガンダム作品に登場するモビルスーツ (MS) やモビルアーマー (MA) などの架空の兵器を解説する。


注釈

  1. ^ のちにライブラリアンによって改造され、アストレイ ミラージュフレームとして運用される。
  2. ^ 本項での表記は、テレビアニメ公式サイトの表記に準ずるものとする。
  3. ^ ガンダムコレクションやプラモデルキットなどでは「アカツキガンダム」と記述するものもみられる。
  4. ^ モルゲンレーテ社がストライクを製造していた折にその基礎設計を入手していたことにより、その流用は可能となった[7]。そのため、アカツキは後続のアストレイとストライクガンダムを繋ぐミッシングリンク的な機体ともいえる[8]
  5. ^ 劇中ウズミはこの時まだ存命であったので、のちに登場する「遺言」はじつは彼の「二枚舌」だったとも設定担当森田繁は語っている。[7]
  6. ^ 機体の完成後も、生前のウズミの意向により、オーブの意思を具現化した機体として厳重に秘匿され、カガリの専用機としてC.E.73年の起動時まで極秘裏に調整・改修が続けられた。[1]
  7. ^ ただし、デスティニーのブーメランで片腕が損傷する場面が見られた[5]
  8. ^ “Alba”はイタリア語で「暁」という意味である。
  9. ^ 他のストライカーパックを装備したシーンは劇中ではない。プラモデルなどでは一部のストライカーパックを装着できるが、肩アーマーの形や腕の形状がストライクと異なるため、完全に換装できるパックは限定される。これはストライクE(ストライクノワール)も同様。
  10. ^ アニメーション「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションIII 運命の業火」においては中央部の黒色部分でミサイル攻撃を防ぐ描写が見られた。
  11. ^ ドラグーン・システムは使用時の量子通信に大量のエネルギーを消費するため、C.E.71年に開発された機体においては核動力源が必要不可欠とされていた[19]。しかしながら、C.E.73年にはアカツキの機動誘導ビーム砲塔、カオスの機動兵装ポッド、アストレイ ブルーフレームDデストロイのようにバッテリー機でありながらドラグーン・システムを導入した機体も見られた。
  12. ^ この機体のドラグーン・システムもエリカ・シモンズによって実装されたものであるが[7]、コントロールに必要な量子通信技術の入手先は定かではない。ただし、設定を担当した森田繁はCEの技術漏洩の事情に対し、「人材や資金の動きで技術も移入する事はあるため、完全な守秘は難しい」といった旨の発言をしている[7]
  13. ^ 画稿とイラストを参照[36]
  14. ^ 型式番号の2は火星において2番目に開発されたMSである事を現している[38]
  15. ^ 「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」アニメーション作中においては「Nジャマーキャンセラーの効果によってパワーセルしか使えない」といった旨の説明がなされているが、パワーセル以外の動力がどのようなものかは明らかにされていない。
  16. ^ スーパーロボット大戦K』ではビームシールドが追加されている。
  17. ^ ただし、ソーラーセイルは光を受けたときの反射で推進を行うのに対し、本機のVLは太陽風やレーザーを推進力にエネルギー変換する[34]という違いがある。
  18. ^ 監督いわく、歴代ガンダム至上最速[52]
  19. ^ デスティニーとストライクフリーダムに搭載されたVLは、DSSDからザフトへ提供された基礎技術をベースとしたものである[45]
  20. ^ ウイルスそのものは人間が携行するディスクに収められるものであり、MS戦以外の特殊部隊でも使用された[56]。しかし、第1次連合・プラント大戦以後は一族の手によって隠匿されている[57]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月、126-129頁。 (ISBN 978-4-7580-1126-6)
  2. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月、9頁。 (ISBN 978-4-7580-1126-6)
  3. ^ a b 『機動戦士ガンダムMS大全集2013[+線画設定集]』メディアワークス、2012年12月、439頁。(ISBN 978-4048912150)
  4. ^ 『ガンダムの常識 モビルスーツ大百科 ガンダムSEED 連合・オーブ篇』双葉社、2011年11月、71-73頁。ISBN 978-4575303667
  5. ^ a b c 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY オフィシャルファイル メカ04』講談社、2005年11月、28頁。(ISBN 978-4-06-367159-9)
  6. ^ a b c d 『1/100 アカツキガンダム』バンダイ、2007年3月、組立説明書。
  7. ^ a b c d e f g 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、168-170頁。 (ISBN 978-4812426876)
  8. ^ 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、 2006年5月、167頁。(ISBN 978-4812426876)
  9. ^ a b c d e f g h 『1/144HG シラヌイアカツキガンダム』バンダイ、2006年1月、組立説明書。
  10. ^ a b 『パーフェクトグレード 1/60 MBF-02 ストライクルージュ+スカイグラスパー』バンダイ、2005年8月、組立説明書。
  11. ^ a b 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、 2006年5月、162-167頁。(ISBN 978-4812426876)
  12. ^ a b 『グレートメカニック18』双葉社、2005年9月、73-75頁。ISBN 978-4575464283
  13. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第40話参照。
  14. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 下巻 絆を求める者』メディアワークス、2006年8月15日初版発行、176-177頁。(ISBN 978-4840234986)
  15. ^ 『1/144 HG ムラサメ(量産機)』バンダイ、2006年3月、組立説明書。
  16. ^ a b 『月刊ホビージャパン』2005年9月号、113頁。
  17. ^ 『マスターグレード 1/100 ストライクルージュ オオトリ装備 Ver.RM』バンダイ、2013年9月、組立説明書。
  18. ^ 『HG 1/144 オオワシアカツキガンダム』バンダイ、2006年4月、組立説明書。
  19. ^ 『1/144HG ドレッドノートガンダム』バンダイ、2004年10月、組立説明書。
  20. ^ 『週刊ガンダム・ファクトファイル 第133号』デアゴスティーニ・ジャパン、2007年5月15日、31頁。
  21. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第49話
  22. ^ a b 「大ヒット上映中!機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」『グレートメカニックG 2024 SPRING』、双葉社、2018年12月、11頁、ISBN 978-4-575-46551-8 
  23. ^ a b c d e f g h i j k l 『月刊ガンダムエース』、KADOKAWA、2021年9月、28-33頁。JAN 4910124010914
  24. ^ a b c d e f プラモデル『1/100 マスターグレード(MG) エクリプスガンダム』付属解説書、BANDAI SPIRITS、2021年8月。
  25. ^ a b 『月刊ガンダムエース』、KADOKAWA、2021年10月、200-201頁。JAN 4910124011010
  26. ^ 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ新PROJECT「GUNDAM SEED PROJECT ignited」始動!(2021年5月31日閲覧)
  27. ^ 『月刊ガンダムエース』、KADOKAWA、2021年9月、28-33頁。JAN 4910124010914
  28. ^ a b c d e f g プラモデル『1/100 マスターグレード(MG) エクリプスガンダム2号機』付属解説書、BANDAI SPIRITS、2023年9月。
  29. ^ 『電撃ホビーマガジン』2003年2月号、メディアワークス、96-97頁。
  30. ^ ときた洸一のツイート 2019年2月3日”. 2019年11月17日閲覧。
  31. ^ a b サンライズ公式サイト『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 DELTA ASTRAY』より。
  32. ^ a b 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、68-69頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
  33. ^ a b c d e f ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』1巻、2007年2月、角川書店、巻末。(ISBN 978-4047139015)
  34. ^ a b c d 『ガンダムパーフェクトファイル 64号』デアゴスティーニ、2012年12月。
  35. ^ ASTRAYなブログ 2007年1月
  36. ^ a b 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、52頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
  37. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、137頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
  38. ^ 『月刊ガンダムエース』2007年4月号、179頁。
  39. ^ a b c d 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月、114-115頁。 (ISBN 978-4-7580-1126-6)
  40. ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、54頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
  41. ^ MECHANICS DSSD”. 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER. 2020年2月15日閲覧。
  42. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、132-135頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
  43. ^ a b c d e f g h 『HG 1/144 スターゲイザーガンダム』バンダイ、2006年11月、組立説明書。
  44. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』参照。
  45. ^ a b c d e 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER コンプリートガイド』メディアワークス、2006年12月、60-61頁。(ISBN 978-4840237291)
  46. ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、70-71頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
  47. ^ a b c 『グレートメカニック23』双葉社、2006年12月、90-91頁、ISBN 978-4575464337
  48. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 下巻 絆を求める者』メディアワークス、2006年8月15日初版発行、143頁。(ISBN 978-4840234986)
  49. ^ 『週刊ガンダム・ファクトファイル 135号』デアゴスティーニ・ジャパン、2007年5月、1-3頁。
  50. ^ 『1/144 HG シビリアンアストレイDSSDカスタム』バンダイ、2007年2月、組立説明書。
  51. ^ 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』アニメ劇中より
  52. ^ 「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」BDオーディオコメンタリー
  53. ^ 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER コンプリートガイド』メディアワークス、2006年12月、10-11頁。(ISBN 978-4840237291)
  54. ^ a b c d e f g h i j k 『電撃ホビーマガジン』2004年2月号、メディアワークス、53頁。
  55. ^ 『ガンダムSEED ASTRAY MASTERS』メディアワークス、2006年4月発売、66頁。(ISBN 4-8402-3461-2)
  56. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Re Master Edition 5』角川書店、2013年7月、77頁。(ISBN 978-4041207918)
  57. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 下巻 絆を求める者』メディアワークス、2006年8月15日初版発行、178-179頁。(ISBN 978-4840234986)
  58. ^ 『電撃ホビーマガジン』2004年2月号、メディアワークス、46-49頁。


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