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コストセンター
コストだけが集計され、収益は集計されない部門のこと。したがって、コストに対してのみ責任を有する。
たとえば、ある企業において工場をコストセンターと捉えるとすると、工場ではコストだけが測定指標になるので、コストダウンが至上命令となり、たとえ利益率が高い製品であっても複雑な製造工程を持ちコストがかさむものの生産をとりやめるおそれもある。
このように、測定指標を定めることはそれぞれの部門(機能)の行動の動機づけとなるので、ビジネスリーダーにとっては社内コントロールのツールとしての意味をコストセンターという概念は持つことになる。
ちなみに、上記の例では、この弊害を取り除くため、工場をプロフィットセンター化し、(社内で決められた基準で測定される)収益とコストの双方に責任を負わしめるという方法がある。この場合、工場といえども、利益最大化を動機づけられ、利益率が高ければ、たとえ複雑な製造工程を持つ製品でも喜んで生産することになろう。ただし、自部門の利益最大化があまりにも強調されると、かえって企業全体の利益最大化を損ねることにもつながるので、注意を要する。
■ おすすめ科目コスト・センター
コスト・センターでは収益が集計されないため、会社全体の損益の面からは同じ効果をできるだけ少ないコストで上げていくことが目標となる。
例えば、工場をコスト・センターとしてしまうとコストダウンが至上命令になり、生産工程を単純化することが目標となる。その結果、柔軟な生産体制が要求されるような複雑な注文を受け付けなくなる傾向が出てくる。つまり、コストダウンしやすい標準的な製品の生産には積極的になるが、コストがかさむ特注品については、いくら高い利益が得られる製品であっても生産に消極的になる可能性がでてくる。
■ おすすめ科目コストセンターに関連した本
- 建築物のライフサイクルコスト (平成17年版) 建築保全センター 経済調査会
- 企業価値向上の事業投資戦略 小西 健一郎 ダイヤモンド社
- コストダウンのための物流センターの採算とコスト計算 河西 健次 日本物的流通協会
コストセンターに関係した商品
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