コウセイ

デジタル大辞泉

こう‐せい【公正】

読み方：こうせい

［名・形動］公平で偏っていないこと。また、そのさま。「—を期す」「—な取引」「—な判断」

→公平［用法］

[派生] こうせいさ［名］

こう‐せい【厚生】

読み方：こうせい

人々の生活を健康で豊かなものにすること。「福利—」「—施設」

こう‐せい〔カウ‐〕【向性】

読み方：こうせい

１ 内向性か外向性かという人間の性格の傾向。

２ ウイルスが増殖に可能な特定の細胞を選ぶこと。インフルエンザウイルスが気道の上皮細胞を選んで増殖するなど。

３ 固着生活をする生物が、刺激により一定方向に曲がる性質。植物では屈性ともいう。

こう‐せい〔カウ‐〕【坑井】

読み方：こうせい

鉱山の坑内に設けられた、小規模な立て坑。

こう‐せい〔カウ‐〕【好晴】

読み方：こうせい

気持ちよく晴れ渡ること。また、その天気。快晴。

「終日の—と思われた空に、いつか怪しい黒雲が起り」〈里見弴・安城家の兄弟〉

こう‐せい【孔聖】

読み方：こうせい

孔子の尊称。

こうせい〔クワウセイ〕【広西】

読み方：こうせい

中国南西部のチワン（壮）族自治区。区都は南寧。南はベトナムと接する。チワン族のほか各少数民族が居住。もと広西省。人口4660万（2005）。桂。粤西(えつせい)。コアンシーチワン族自治区。

広西省の位置

ごう‐せい〔ガウ‐〕【強勢】

読み方：ごうせい

《古くは「こうせい」とも》

［名・形動］

１ 盛んなこと。景気がよいこと。また、そのさま。豪勢。

「遊びはあまり—な構(かまえ)よりか小ぢんまりした方が心持がいい」〈荷風・腕くらべ〉

２ 程度がはなはだしいこと。また、そのさま。豪勢。

「—に痛え剃刀(かみそり)だ」〈滑・膝栗毛・五〉

３ 勢いが強いこと。

「なかなか—者で、つきのけはねのけ、ただいま是(これ)へ参りまする」〈伎・毛抜〉

［副］ひじょうに。たいへん。

「—骨が折れやすが」〈魯文・安愚楽鍋〉

こう‐せい【後世】

読み方：こうせい

１ 自分たちの生きている時代のあとに来る時代。のちの世。「—に名を残す」

２ のちの世の人。子孫。「—に伝えたい文化遺産」

こう‐せい【後生】

読み方：こうせい

１ あとから生まれてくる人。後世の人。

「古人もそうだったし、—もそうでしょう」〈芥川・戯作三昧〉

２ あとから学ぶ人。後輩。後進。

こう‐せい【恒性】

読み方：こうせい

一定して変わらない性質。

こう‐せい【恒星】

読み方：こうせい

太陽と同様、自ら熱と光を出し、天球上の相互の位置をほとんど変えない星。→惑星

こう‐せい【控制】

読み方：こうせい

［名］(スル)押さえとどめること。引きとどめて、自由に行動させないこと。牽制(けんせい)。

「一党の客気(かくき)を—して」〈芥川・或日の大石内蔵助〉

こう‐せい【攻勢】

読み方：こうせい

敵に対し積極的に攻撃をしかけること。また、その態勢。「敵軍に—をかける」「—に転じる」⇔守勢。

こう‐せい〔クワウ‐〕【^×曠世】

読み方：こうせい

世にまれなこと。希世。希代。

「—の名士」〈東海散士・佳人之奇遇〉

こう‐せい〔カウ‐〕【更正】

読み方：こうせい

［名］(スル)改めて正しくすること。まちがいを直すこと。「登記事項の誤りを—する」

こう‐せい〔カウ‐〕【更生】

読み方：こうせい

［名］(スル)

１ 生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。「荒れ果てた休耕田を—させる」

２ 精神的、社会的に、また物質的に立ち直ること。好ましくない生活態度が改まること。「自力で—する」

「彼女の為めに適所を供さば、単に心身の—を僥倖し得るのみならず」〈有島・星座〉

３ 不用品に手を加えてもう一度使えるようにすること。「廃品の—」「—紙」

[補説] 「甦生」とも書くが、「こうせい」は「そせい（甦生）」の慣用読み。

こう‐せい〔カウ‐〕【校正】

読み方：こうせい

［名］(スル)

１ 文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと。校合(きょうごう)。

２ 印刷物の仮刷りと原稿を照合し、誤植や体裁の誤りを正すこと。「ゲラ刷りを—する」

３ 測定器が示す値と真の値の関係を求め、目盛の補正などを行うこと。国家標準で定められた標準器や、あらかじめ物理的量や化学的な純度などがわかっている標準試料を用いて校正する。較正。検定。キャリブレーション。

こう‐せい【構成】

読み方：こうせい

［名］(スル)

１ いくつかの要素を一つのまとまりのあるものに組み立てること。また、組み立てたもの。「国会は衆議院と参議院とで—されている」「家族—」

２ 文芸・音楽・造形芸術などで、表現上の諸要素を独自の手法で組み立てて作品にすること。「番組を—する」

こうせい〔カウセイ〕【江西】

読み方：こうせい

中国南東部、揚子江中流の南側にある省。省都は南昌(なんしょう)。米・綿花・茶などの産地。タングステン・石炭などの産出も多い。チアンシー。

近江(おうみ)国（滋賀県）の西部。

江西省の位置

こう‐せい〔カウ‐〕【江青】

読み方：こうせい

［1914〜1991］中国の政治家。本名は李進。山東省の人。1930年代に上海の新劇界で女優として活躍。のち中国共産党に入り、1939年に延安で毛沢東と結婚。1966年から文化大革命を推進したが、毛沢東死後の1976年、クーデターを企図した「四人組」の一人として逮捕され失脚。1991年、自殺。チアン＝チン。

こう‐せい〔カウ‐〕【硬性】

読み方：こうせい

かたい性質。物の性質のかたいもの。⇔軟性。

こう‐せい【^×薨逝】

読み方：こうせい

「薨去(こうきょ)」に同じ。

「筑紫にて正(まさ)しく—し給ひぬと聞こえし菅丞相」〈太平記・一二〉

こう‐せい〔カウ‐〕【^▽較正】

読み方：こうせい

電波法に基づいて行われる校正のこと。

こう‐せい〔カウ‐〕【鋼製】

読み方：こうせい

鋼鉄でつくること。また、つくったもの。鋼鉄製。「—の建材」

こう‐せい〔カウ‐〕【降生】

読み方：こうせい

［名］(スル)《「ごうせい」とも》神仏が人間となってこの世に生まれること。降誕。

「人界に—して」〈逍遥・美とは何ぞや〉

こう‐せい〔カウ‐〕【高声】

読み方：こうせい

［名・形動］高く大きな声。こうしょう。

「眼を開いて歩けと—に罵(ののし)られ」〈露伴・いさなとり〉

こう‐せい【^×鴻声】

読み方：こうせい

雁(がん)の鳴く声。名声の高いことのたとえにいう。

難読語辞典

後生

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

あとから生まれてくる人

歴史民俗用語辞典

曠世

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

めったにないこと。

苟生

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

何事もなく、いたずらに生きながらえること。

荒政

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

飢饉に対する政策の総称。

行星

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

惑星の旧称。

三国志小事典

広成聚Guang cheng

	コウセイ （クワウセイ）
新城県下の集落。ここに胡軫・呂布が駐屯して梁の陽人城の孫堅を攻撃した。

地名辞典

厚生

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

所在 北海道上川郡愛別町

厚生

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

所在 北海道川上郡標茶町

更生

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

所在 北海道広尾郡大樹町

更盛

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

所在 北海道常呂郡置戸町

港晴

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

所在 大阪府大阪市港区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

駅名辞典

甲西

読み方：コウセイ（ｋｏｕｓｅｉ）

所在 滋賀県(JR草津線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

Weblio日本語例文用例辞書

「コウセイ」の例文・使い方・用例・文例

• キンコウセイという植物