コアセルベートとは? わかりやすく解説

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コアセルベート【coacervate】

読み方:こあせるべーと

親水性コロイド溶液中の粒子集合して濃厚なコロイドゾルとなり、小液滴として他の部分から分離したもの。他の物質付着させたり取り込んだりする性質をもつため、生化学者オパーリンはこれを地球上で生命発生初期段階考えた


コアセルベート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/27 06:12 UTC 版)

コアセルベート英語:coacervate)とは、コロイドからなる液胞の流動層と液層が入り混じった物体であり、これが起こる現象を、コアセルベーション (coacervation) という。このとき含まれるコロイドはほぼ球状であり、数から数百マイクロメートルに達する。このコロイドは分裂・融合・周囲の物質の吸収などを起こす性質があることから、生命の起源や進化に重要な役割を果たしたとする説がある。かつては細胞の直接の先祖と見られたこともあった。




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