グリザイユとは? わかりやすく解説

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グリザイユ【(フランス)grisaille】

読み方:ぐりざいゆ

灰色濃淡明暗のみで描く画法また、その作品浮き彫り効果意図して装飾壁画などに用いられる


グリザイユ

基本的には、無彩色一色用いてその濃淡調子によって描く技法イタリア語キアロスクーロと呼ぶものや同じフランス語でカマイユと呼ぶものなど、微妙に使い分けたりするがどれもほぼ同じ技法である。有彩色中間トーン下地用いて白色で明部を描き起こした後、いくつかの層は中間トーン有彩色用いて重ね塗りし、作業をやりやすくして制作する場合もある。

グリザイユ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/27 18:07 UTC 版)

グリザイユフランス語 grisaille, grisは「灰色」の意味)とはモノクロームで描かれた絵画のこと。装飾では、レリーフの中にものを描くために用いられる。色は一般に灰色か茶色が使われるが、少しだけ他の色がつくこともある(右のアンドレア・デル・サルトの絵を参照)。グリザイユの絵画はモノクロームということでデッサンに似ている。写真でいうと「セピア調」にあたる。イタリアでは「grisaglia」あるいは「キアロスクーロ」に該当し、「グリザイユ」は別の意味を持つ(it:Grisailleを参照)。




「グリザイユ」の続きの解説一覧

グリザイユ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 06:29 UTC 版)

七宝 (技法)」の記事における「グリザイユ」の解説

グリザイユとは、モノクロームで描く技法また、描かれ絵画のこと。フレスコ画エナメル描かれたものが含まれるフランス語gris とは「灰色」を意味し、色は一般に灰色茶色使われるが、他の色がつくこともある。 詳細は「グリザイユ」を参照

※この「グリザイユ」の解説は、「七宝 (技法)」の解説の一部です。
「グリザイユ」を含む「七宝 (技法)」の記事については、「七宝 (技法)」の概要を参照ください。

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