グランマ派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:10 UTC 版)
「パンプキン・シザーズの登場人物一覧」の記事における「グランマ派」の解説
グランマ(大祖母) 0番地区の4人のボスの1人。高齢の女性。正確な名前は不明で、グランマ(大祖母)と呼ばれている。 多くの娼婦や娼舘を抱えており、主な収入源は売春宿の経営であるらしい。側近も女性。売春婦たちの健康管理に気を遣ったり、幼い子供には身体を売らせないなどしているが、それは愛情から来るものではなく、長く稼ぎ頭とするため。いつもヘビを腕に絡ませ、椅子に座っている。単行本11巻のカバー折り返しには、若かりし頃の妖艶な姿が描かれている。 アカシア 元「回転草の兄弟団」。ランデルの義姉。グランマ傘下の売春宿「猫屋敷」で働く娼婦。猫耳に尻尾というコスプレをしている。普段の仕事ぶりはノリノリだが、「身内」であるランデルが(面会するために)客として尋ねてきた時にはかなり取り乱していた。 ランデルの要請を受けてグランマ派の幹部と繋ぎを取る。キャラダイン暗殺計画の終盤では、アベルと組んで店の女の子を率い、ロンダリオを拘束した。 外伝「パワー・スニップス(2巻・「HIDDEN TRIANGLE」)」によると、彼女もC.J同様に団の同期であったランデルとアベルと自分のバランスに悩んでおり、2人に対して自身の名が示す花言葉に象徴される想いを秘めていたことがつづられている。 トッパー(長帽子) グランマ配下で売春宿の支店長。背の低い男で、名の通り長めのシルクハットを被っている。 詳しい理由は不明だが、ロンダリオの計画に協力している(人物説明では買収されたとある)。最後の作戦で直接キャラダインを狙うことになったが、ウルスラによって失敗した後はグランマの制裁を受ける。 ランデルの養父 故人。ランデルの養父だが、アベルの養父でもあるらしい。 元は町医者だったが、共和国人との混血ということで医師免許を剥奪され、その後、0番地区でグランマ傘下の売春婦達の体調管理を行う医者となる。本来なら堕胎される予定だったランデルを、上にかけあって自分が養父になることで産ませる。 穏やかな人物でランデルに人を殺さないことを約束させる。だが、それは自らが売春婦たちの「中絶手術」を受け持っていたという事実の裏返しであり、母から学んだ「蝋燭を積んだ紙の船を川に流す」という弔いを続けていた。 ランデルの母 グランマ傘下の売春宿「カデッシュ」で働く娼婦だった。ある日身籠った客の子を産みたいと申し出た末、仲間からのカンパもあってランデルを出産した。その際の仲間の交換条件が、店の女たち全員を「母さん」と呼ばせることだったが、店全体の結束が強まる切っ掛けとなりランデル曰く「奇天烈な環境ながら楽しかった」とのこと。 ボルモン派との抗争が起こり掛けた時に先走ったチンピラの放火によって亡くなった。
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