クラウン【クラウン】(草花類)
登録番号 | 第11919号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | カトレア | |
登録品種の名称及びその読み | クラウン よみ:クラウン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 10日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社日本蘭科植物園 | |
品種登録者の住所 | 栃木県宇都宮市宝木本町1140番地101 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 早川順章 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Fabingiana MikageにPorcia cannizaroを交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが明赤味紫の単色、リップは上部が明赤味紫の単色、下部が濃赤味紫の単色に明黄色の目が入る、抱え・平咲の鉢物向きの品種である。草型の大きさは大、草姿は立型、ぎ球茎の正面の形は広線形、横断面の形は楕円形、高さは25.1~35.0cm、長径は2.1~3.0cmである。葉の全体の形は披針形、先端の形は不等小凹形、ねじれは無、向きは斜上、長さは20.1~30.0cm、幅は6.1~8.0cm、表面の色は緑、葉数は2である。花序は円錐、1花茎の花数は5~10、花型は抱え・平咲、花の横径は11~30mm、縦径は10mm以下である。ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパル正面の形は広線形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無である。ペタル正面の形は広卵形、先端の形は円形、切れ込みの有無は無、周縁の波打ちはかなり少である。リップ正面の複雑性は単純、スロートの抱合は中間、周縁の波打ちは中波の少、切れ込みは無である。花色はセパル及びペタルの内側は明赤味紫(JHS カラーチャート8905)の単色、リップの上部内側は明赤味紫(同8905)の単色、下部内側は濃赤味紫(同8907)の単色、目の形はⅥ型、大きさは10%以下、色は明黄(同2505)の単色。花の香りは強、開花期は秋咲である。Fabingiana Mikage及びPorcia cannizaroと比較して、ドーサル・セパル、ペタル及びリップ上部の色が明赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において、Fabingiana MikageにPorcia cannizaroを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「クラウン ロイヤル」であった。 |
クラウンと同じ種類の言葉
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