クラウドソーシングとは? わかりやすく解説

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クラウドソーシング【crowdsourcing】


クラウドソーシング


クラウドソーシング

【英】crowdsourcing

クラウドソーシングとは、企業が主にインターネットなどを利用し不特定多数人材向けて外注アウトソーシング)を行うことである。

クラウドソーシングでは、プロジェクト参加者は必ずしもプロフェッショナルではなく作業見合うだけの知見技術活かして余暇作業を行う。単発開発作業や、アドバイザーとしての役割アイデア持ち寄りなどが多い。委託側としては、人材の手配を業者依頼するよりも低コスト外注実現できる個人直接交渉するので作業スケジュール調整が容易である、不特定多数の人に呼びかけるので多様な業務について委託期待できる、といったメリットがある。また、受託側には、能力範囲内適切な報酬得られるというメリットがある。

クラウドソーシングを仲立ちしている事業者としてAmazon.comの「Amazon Mechanical Turk」や、日本の「アポロン」などを挙げることができる。

ちなみに、クラウドソーシングのクラウドは、「crowd」(群集の意味である。クラウドコンピューティングクラウドサービスの「cloud」()とは綴り異なる。


参照リンク
Amazon Mechanical Turk - (英語)
クラウドソーシングサービス アポロン アポロン

クラウドソーシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/21 14:03 UTC 版)

クラウドソーシング英語: crowdsourcing)とは、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。このプロセスは多くの場合細分化された面倒な作業の遂行や、スタートアップ企業・チャリティの資金調達のために使われる。群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、特定の人々に作業を委託するアウトソーシングと対比される。


  1. ^ ウィキノミクス
  2. ^ Safire, William (2009年2月5日). “On Language”. New York Times Magazine. http://www.nytimes.com/2009/02/08/magazine/08wwln-safire-t.html?_r=3&ref=magazine& 2013年5月19日閲覧。 
  3. ^ Howe, Jeff (2006年6月2日). “Crowdsourcing: A Definition”. Crowdsourcing Blog. 2013年1月2日閲覧。
  4. ^ Brabham, Daren (2008), “Crowdsourcing as a Model for Problem Solving: An Introduction and Cases” (PDF), Convergence: The International Journal of Research into New Media Technologies 14 (1): 75–90, doi:10.1177/1354856507084420, http://www.clickadvisor.com/downloads/Brabham_Crowdsourcing_Problem_Solving.pdf 
  5. ^ Howe, Jeff (2006年). “The Rise of Crowdsourcing”. Wired. http://www.wired.com/wired/archive/14.06/crowds.html 
  6. ^ a b Estellés-Arolas, Enrique; González-Ladrón-de-Guevara, Fernando (2012), “Towards an Integrated Crowdsourcing Definition” (PDF), Journal of Information Science 38 (2): 189–200, doi:10.1177/0165551512437638, http://www.crowdsourcing-blog.org/wp-content/uploads/2012/02/Towards-an-integrated-crowdsourcing-definition-Estell%C3%A9s-Gonz%C3%A1lez.pdf 
  7. ^ Claypole, Maurice (2012年2月14日). “Learning through crowdsourcing is deaf to the language challenge”. The Guardian (London). http://www.guardian.co.uk/education/2012/feb/14/web-translation-fails-learners 
  8. ^ Whitford, David (2010年1月8日). “Crowd Sourcing Turns Business On Its Head”. CNN. http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=93495217 2012年2月27日閲覧。 
  9. ^ a b c 比嘉邦彦「情報による新しい労働形態」『第三の産業革命』2015年 pp.181-190
  10. ^ a b 野党を叩き嫌韓を煽るブログ記事やYouTube動画、1本数十円のクラウドソーシングで大量生産されていた
  11. ^ a b 政治系ブログ記事作成案件の掲載中断に関しまして
  12. ^ 内職商法には気をつけよう ※リンク切れ
  13. ^ a b c d クラウドソーシングで生活する「若者の実情」(東洋経済) 2019.
  14. ^ a b 2020.
  15. ^ a b c d 2019.
  16. ^ a b 買われたクチコミ。Googleマップ、Amazon、楽天で横行か。 温床になっていたのは(BuzzFeed Japan) 2020.
  17. ^ 一部ソーシャルメディアでの発信について(ランサーズ) 2020.
  18. ^ クラウドワークスで「共産党に票を入れる人は反日」ブログ記事作成依頼、掲載中止に


「クラウドソーシング」の続きの解説一覧

クラウドソーシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 18:37 UTC 版)

光学文字認識」の記事における「クラウドソーシング」の解説

クラウドソーシングを活用して人間に文字認識をさせることで、コンピュータによるOCR同じよう迅速な処理を行いつつ、コンピュータ処理よりも精度上げることができる。実用的なシステムには、Amazon Mechanical TurkreCAPTCHA挙げられるフィンランド国立図書館は、標準化されALTO形式で、コンピュータOCRされたテキスト人間修正するためのオンラインインターフェイスを開発した。クラウドソーシングは、文字認識直接行うのではなくソフトウェア開発者画像処理アルゴリズム開発依頼するためにも活用されている。

※この「クラウドソーシング」の解説は、「光学文字認識」の解説の一部です。
「クラウドソーシング」を含む「光学文字認識」の記事については、「光学文字認識」の概要を参照ください。


クラウドソーシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/08 14:36 UTC 版)

ChemSpider」の記事における「クラウドソーシング」の解説

ChemSpiderデータベースは、ユーザー化学構造スペクトル情報整理等を提供することができる。これは、オンライン化学データベース発展のクラウドソーシング的アプローチである。クラウドソーシングに基づくデータ整理により、生医学及び化学文献からのテキストマイニングにより収集された化学構造と結びついた化合物の名前の辞書作られた。

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「クラウドソーシング」を含む「ChemSpider」の記事については、「ChemSpider」の概要を参照ください。

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「クラウドソーシング」の例文・使い方・用例・文例

  • クラウドソーシングはビジネストレンドになりつつある。
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