キロニュートンとは? わかりやすく解説

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キロニュートン


ニュートン (単位)

(キロニュートン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 08:28 UTC 版)

ニュートン
newton
記号 N
国際単位系 (SI)
種類 組立単位
組立 kg·m/s2
定義 1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力
語源 アイザック・ニュートン
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ニュートン: newton[注 1]、記号: N)は、 国際単位系(SI)における1ニュートンは、1 kg質量を持つ物体に1 m/s2加速度を生じさせる力である。名称は古典力学で有名なイギリスの物理学者アイザック・ニュートンに因む。

誤用であるが習慣的にトルクの単位であるニュートンメートルのメートルを省略し「ニュートン」という場合がある。

名称

「ニュートン(newton)」の名称は、1904年4月にブリストル大学のデビッド・ロバートソン (1875 – 1941) (en:David Robertson (engineer))が提唱したものである[1][2][3][注 2]

1913年の第5回国際度量衡総会は、ニュートンを力の単位として提案した[4]

1946年、国際度量衡委員会 (CIPM) において、力の単位は1キログラムの質量に1 m/s2加速度を生じさせる力であるとの定義が決議された[5]

1948年の第9回国際度量衡総会 (CGPM) は、このMKS単位系における力に「ニュートン(newton)」の名称と記号「N」を与える決議を採択した[6]

人名に因む計量単位であるため、単位記号は大文字・立体の「N」と表記される。ただし英語で本単位の意味であるニュートンと書き出す場合は「newton」とする(国際単位系#単位の英語名称、一般的にアイザック・ニュートンを含め人名を示す場合は「Newton」とする。)。

定義

1ニュートンは、1キログラム質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力と定義される。運動の第2法則F = maとし、Fm質量aが加速度である。単位で表すと以下のようになる:

F = m a
1 N = 1kg m/s2

つまり、物理単位で書き表すと N = kg·m/s2 (キログラムメートル毎秒毎秒)となる。

また、次元解析

組立単位併用単位関連項目 Category:SI基本単位


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