ガラス‐せんい〔‐センヰ〕【ガラス繊維】
読み方:がらすせんい
ガラス繊維
ガラス繊維
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 06:10 UTC 版)
ガラス繊維強化プラスチック(グラスファイバー)を用いた釣り竿で、Eガラス繊維(Electrical Glass(E-Glass))やより引っ張り強度・引っ張り弾性率が高いTガラス繊維、Sガラス繊維の平織クロスや朱子織クロス、UD(一方向)クロスにフェノール樹脂やポリエステル樹脂、エポキシ樹脂を用いたプリプレグを用いて作られる。 竿の重量が重く、低感度であり、竹やグラファイトより反発が弱いため、現在ではあまり使用されなくなった素材ではあるが、竿の自重だけである程度竿が曲がるため軽いものが投げやすく、魚の引きを楽しめながら強い引きも吸収して寄せてこれる柔軟さを持っている。この特徴を活かしたプラグ用のルアー竿やフライフィッシング用の釣り竿に用いられている。 また、ガラス繊維のみで竿を作ると竿が重くなりがちになるため、元部分をグラファイトやボロン、アラミド繊維(ケブラー)やザイロン繊維で補強した物も存在する。さらに、柔らかい特性を生かしてカーボン竿や竹竿の穂先に用いられることもある。 近年は、TガラスやSガラスを用いた軽く強い竿が開発されるようになり、グラファイト竿に近い竿を作ることも可能となった。 、全国釣竿公正取引協議会の規定ではかつてはガラス繊維を主材とすることと決められていたが、2007年9月10日より、ガラス繊維を50%以上使用していることに引き上げられている。
※この「ガラス繊維」の解説は、「釣り竿」の解説の一部です。
「ガラス繊維」を含む「釣り竿」の記事については、「釣り竿」の概要を参照ください。
ガラス繊維
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 01:36 UTC 版)
重さの問題を改善したものが「合成枕木」である。これは材質にFFU(ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)を使用している。FFUは硬質ウレタン樹脂をガラス長繊維で強化したもの。重さは木製枕木と同程度で施工しやすい。耐久性はPC枕木と同等。
※この「ガラス繊維」の解説は、「枕木」の解説の一部です。
「ガラス繊維」を含む「枕木」の記事については、「枕木」の概要を参照ください。
「ガラス繊維」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- ガラス繊維のページへのリンク