ガウス記号

実用日本語表現辞典

ガウス記号

読み方：がうすきごう

ガウス記号（がうすきごう）とは、数学の分野で用いられる記号である。この記号は、ドイツの数学者カール・フリードリヒ・ガウスの名前に由来する。ガウス記号は、整数の床関数を表すために使用される。床関数とは、与えられた実数以下の最大の整数を求める関数である。例えば、ガウス記号を用いて「7.2」を表現すると「7」となる。また、「-2.3」を表現すると「-3」となる。このように、ガウス記号は数学的な計算や証明の中で重要な役割を果たす。

（2023年11月10日更新）

デジタル大辞泉

ガウス‐きごう〔‐キガウ〕【ガウス記号】

読み方：がうすきごう

ある実数を超えない最大の整数を表す［ ］の記号。x＝3.45の場合、［x］＝3となる。ガウスの記号。

IT用語辞典バイナリ

ガウス記号

読み方：ガウスきごう
【英】Gauss symbol

ガウス記号とは、[]で表される関数のことである。ある値について、それを超えない最大の整数値を表す際に用いられる。

仮にXを実数、nを整数としたとき、n ≦ X ＜ n+1 であるならば、[X]=n となる。例えば[6.87]=6となり、同じく[-3.54]=-4となる。

統計学用語辞典

ガウス記号

[　]で表される関数。ある値を越えない最大の整数値を表す。X を実数，n を整数としたとき，n ≦ X ＜ n+1 ならば，[X]=n である。例えば，[2.34]=2，[-3.54]=-4。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ガウス記号

出典:『Wiktionary』 (2016/04/09 08:55 UTC 版)

名詞

ガウス 記号（ガウスきごう）

1. その数を超えない最大の整数を表す記号[]。[1.8]では１、[-1.8]では‐2となる。

関連語

• 小数