カート・ファーンリーとは? わかりやすく解説

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カート・ファーンリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 04:25 UTC 版)

獲得メダル

カート・ファーンリー
陸上競技
パラリンピック
2004 5000m T54
2004 マラソン T54
2008 マラソン T54
2000 800m T54
2000 4×100mリレー T53/T54
2004 4×100mリレー T53/T54
2008 800m T54
2008 5000m T54
2012 5000m T54
2016 マラソン T54
2008 1500m T54
2012 マラソン T54
2016 5000m T53/T54

カート・ファーンリーKurt Fearnley1981年3月23日- )は、オーストラリア車いす陸上競技選手。アテネ、北京パラリンピックの金メダリスト。クラスはT54[1]

人物

5番目の子供として生まれたが、仙骨発育不全であり、1週間以上は生きられないと思われていた。学校ではラグビーなど様々なスポーツに参加し、車いすレースでは、14歳の時に17歳のレベルに達していた。高校卒業後、シドニーへ引っ越した。

本業は教師。

名前の表記

「クート」と表記している例もあるが、著名人では同じ綴りの「Kurt Donald Cobain(ロックバンド・ニルヴァーナのボーカリスト)」が「カート・コバーン」、映画俳優の「Kurt Russell」が「カート・ラッセル」であることから、「カート」とした[2]。なお、実際の発音は日本人にとって「カ」と「ク」の中間であり、どちらとも取れる音である[3]

主な戦績

  • 2000年 シドニー・パラリンピック 800m銀メダル
  • 2004年 アテネオリンピックの公開競技だった1500mの車いすレースで5位
    • アテネ・パラリンピック 5000mとマラソンで金メダル
  • 2006年 IPC世界選手権大会 3つの金メダルと1つの銅メダルを獲得
  • 2008年 北京パラリンピック マラソン金メダル、800mと5000mで銀メダル、1500mで銅メダル
  • 2009年 ニューヨークシティマラソン 優勝(2006~2009まで4連覇)
    • ソウルマラソン 優勝
    • シカゴマラソン 優勝 (2007~2009まで3連覇)
    • パリマラソン 優勝
    • ロンドンマラソン 優勝
  • 2011年 IPC陸上競技世界選手権大会 マラソン 優勝
  • 2012年 ロンドンパラリンピック マラソン銀メダル

脚注

  1. ^ http://ipc.infostradasports.com/asp/lib/TheASP.asp?pageid=8937&sportid=513&personid=686791
  2. ^ 2000年と2006年に来日(大分国際車いすマラソン大会に出場)した際にも「カート」とされているhttp://www.kurumaisu-marathon.com/contents/record/001/026full.html
  3. ^ http://ja.forvo.com/word/kurt_fearnley/



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