三省堂 大辞林 |
かんばんほうしき ―はうしき 5 【かんばん方式】
→ジャスト-イン-タイム方式
MBA用語集 |
カンバン方式
生産現場で、連続する工程間の仕掛在庫を最少にするための仕組み。トヨタ生産システム(TPS)でジャスト・イン・タイムを実現するために開発された手法の1つ。
カンバン方式で、前工程はカンバン(生産指示標)を発注書として受け取り、製品を加工する。加工後、加工品はカンバンとともに後工程に渡される。この時、カンバンは納品書の役割を果たす。後工程は受け取った加工品を使ったら、そのカンバンを前工程に戻す。カンバンが戻ってきた前工程は、再び次の加工をする。この一連の流れで、工程間の仕掛在庫を最少化することができる。
生産指示標としてカンバンを使うことから「カンバン方式」という名称が用いられるようになった。前工程のカンバンを仕掛けかんばん、後工程のカンバンを引取りかんばんとも呼ぶ。
なお、「カンバン方式」はトヨタ生産システムの一環として、大野耐一氏(元トヨタ自動車副社長)が開発した。また、MITのジェームズ・P. ウォマック等がトヨタ生産システムを研究調査して「リーン生産方式」として欧米に紹介し、日本自動車メーカーが欧米を追い抜く日が来ると、当時の欧米自動車業界に衝撃を与えた。
現在では、電子カンバンの研究も進んでいる。電子カンバンのメリットは、従来のカンバンでは存在する伝達ロスなどが改善できる、カンバン全体の総量などが把握できる、生産ボリュームの変化の対応が即座にできるといった点である。一方、デメリットには、従来のカンバンのような、現場で状況が「見える」というメリットを失うことが挙げられる。
また最近は、環境問題やCSRの考えから、カンバン方式やJITが過度になると、少量物流によるトラックなどの運行が増えCO2増加につながるといった環境問題も指摘されている。
■ 関連語
電子カンバン、eかんばん、便係数、生産技術、トヨタ生産方式、TPS、ムダ・ムラ・ムリ、MRP、MRPII、SCM、リーン生産方式、現地・現物・現実、三現主義、見える化
実用空調関連用語 |
カンバンほうしき カンバン方式 just-in-time-method
ウィキペディア |
ジャストインタイム生産システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/15 10:19 UTC 版)
(カンバン方式 から転送)
ジャストインタイム生産システム(Just In Time:JIT)は、経済効率を高めるための技術体系(生産技術)である。トヨタ自動車の生産方式(トヨタ生産方式)の代表的な要素としてよく知られている。カンバン方式とも言われる。“必要な物を、必要な時に、必要な量だけ生産する”こと。アメリカの自動車業界でもJIT(ジット)といえばこのことである。
- 1 ジャストインタイム生産システムとは
- 2 ジャストインタイム生産システムの概要
- 3 デメリット
カンバン方式に関連した本
- 新版 トヨタの現場管理―「かんばん方式」の正しい進め方 日本能率協会
- 職場の「かんばん方式」トヨタ流改善術ストア管理 松井 順一 日経BP社
- 御社のトヨタ生産方式は、なぜ、うまくいかないのか? ~偽りの「かんばん」~ 若井 吉樹 技術評論社
カンバン方式に関係した商品
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