カンジキ

デジタル大辞泉

かんじき【^×樏／^×欙／^×橇】

読み方：かんじき

雪の上などを歩くとき、深く踏み込んだり滑ったりしないように、靴などの下につけるもの。木の枝やつるなどを輪にして滑り止めの爪をつけたものや、堅雪のときに使う鉄製のものがある。《季 冬》「父と子や—の跡混へつつ／波郷」

歴史民俗用語辞典

樏

読み方：カンジキ（ｋａｎｊｉｋｉ）

雪中を歩く道具。

別名 橇

橇

読み方：カンジキ（ｋａｎｊｉｋｉ）

雪中を歩く道具。

別名 樏

季語・季題辞典

樏

読み方：カンジキ（ｋａｎｊｉｋｉ）

泥土・氷上・雪上を歩くに用いられる特殊なはき物の総称

季節 冬

分類 人事

ウィキペディア

かんじき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/10 07:13 UTC 版)

かんじき（樏、橇、檋、梮）は、雪や泥の上など不安定な地面を歩くための民具。靴・わらじなどの下に着用する。履くと接地面積が増え体重が分散されることから、雪に深くめり込まず、さらに斜面などでずり落ちにくくする効果がある。世界各地の豪雪地域で類似の道具が見られる（「スノーシュー」を参照）。