カルマン渦とは?

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カルマン うず -うづ [3] 【カルマン渦】

柱状物体を,流体中で適当な速さで動かしたとき,この物体両側交互に生じる,反対向きのうずの列。物体後方規則正しく並ぶ。アメリカカルマン(T. von Karman1881~1963)によって理論的にとらえられた。カルマン渦列。カルマン渦動列。

カルマン渦

英語 Karman vortex

ある速度範囲流れにおいて、円筒状の棒を挿入すると後流規則正しく交互に並んだ2列の渦が発生する。この渦列は、木の電線などが風によって発生するエオルス音原因として古くから知られていたが、1911年に、セオドール・フォン・カルマン(ハンガリー生まれアメリカ人、1881~1963年)により初め理論的説明され、カルマン渦あるいはカルマン(の)渦列と呼ばれている。カルマンによれば、引きつづく渦の間隔aと列の幅hの比が約0.28で安定するとされるエンジンにおいてはカルマン渦流の原理を用いた体積流量センサーとして、渦の発生数変化周波数変化として計測し、体積流量算出するカルマン渦型エアフローセンサーがある。

カルマン渦

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

カルマン渦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/26 14:26 UTC 版)

カルマン渦(カルマンうず、: Kármán's vortex[1])またはカルマン渦列(カルマンうずれつ、: Kármán's vortex street[2] )は、流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中で固体を動かしたときにその後方に交互にできるのことをいう。ハンガリー人の流体力学者セオドア・フォン・カルマンにちなむ。


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  1. ^ 文部省日本気象学会編 『学術用語集 気象学編』 日本学術振興会1987年、増訂版。ISBN 4-8181-8703-8
  2. ^ 文部省日本物理学会編 『学術用語集 物理学編』 培風館1990年ISBN 4-563-02195-4
  3. ^ a b 五十嵐保; 杉山均 『流体工学と伝熱工学のための次元解析活用法』 共立出版、2013年、63-64頁。ISBN 978-4-320-07189-6 
  4. ^ 2005年11月18日済州島風下で発生したカルマン渦 気象庁 衛星画像事例集 (PDF)
  5. ^ 2003年3月 チェジュ島の風下に現れたカルマン渦 気象庁 衛星画像事例 (PDF)
  6. ^ 鈴木和夫 『流体力学と流体抵抗の理論』 成山堂書店、2006年、68頁。ISBN 4-425-71361-3 


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