カムチャツカ半島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 地域・地名 > 地形・地勢 > 半島 > ロシアの半島 > カムチャツカ半島の意味・解説 

カムチャツカ‐はんとう〔‐ハンタウ〕【カムチャツカ半島】


カムチャツカ半島


カムチャツカ半島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 02:29 UTC 版)

カムチャツカ半島(カムチャツカはんとう、ロシア語: Полуостров Камчатка パルオーストラフ・カムチャートカ、あるいはカムチャッカ)は、ユーラシア大陸の北東部にある半島である[1]。南南西方向に伸びた半島であり、面積は37万平方キロメートル、長さ約1200キロメートル、最大幅は約480キロメートルある[1]気候亜寒帯気候からツンドラ気候日本では、古くは勘察加かむさすかと呼んでいた。現在、全域がロシア連邦の領土であり、以前は南部がカムチャツカ州、北部がコリャーク自治管区に属していたが、2007年7月に両地域が合併してカムチャツカ地方となった。


注釈

  1. ^ 東西冷戦期、ソ連は自国領空を西側諸国の民間航空機通過には開放しておらず(モスクワ経由便のみの飛行を限定的に許可)、国交のない韓国との便に至っては経由すら不可能だった。そのため、東アジアと西ヨーロッパを結ぶ大圏コースに近いシベリア上空通過ルートは使えず、カムチャツカ半島東方沖からアラスカに向かい、ここから北極点付近を通過する極地ルートか、これ以上に距離は長くても東南アジア中東を経由する南回りルートしか利用できなかった。

出典

  1. ^ a b kotobank-カムチャツカ半島.
  2. ^ 菊池俊彦『オホーツクの古代史』平凡社新社
  3. ^ 桂川甫周 著、亀井高孝 編『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』岩波書店岩波文庫〉、1993年、38-41頁。ISBN 4-00-334561-4 
  4. ^ 中国・ロシアが開発する極超音速機──アメリカは衛星探知網を実現できるか?ニューズウィーク日本版サイト(2020年1月21日)2020年12月12日閲覧
  5. ^ カムチャッカ半島に「自然リゾート」地元政府、コロナ後にらむ『日経産業新聞』2020年12月7日(グローバル面)
  6. ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p341 河出書房新社 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
  7. ^ Всероссийская перепись населения 2010 года(全ロシア2010年国勢調査)(ロシア語)”. ロシア連邦政府統計局. 2019年10月6日閲覧。


「カムチャツカ半島」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カムチャツカ半島」の関連用語

カムチャツカ半島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カムチャツカ半島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
気象庁気象庁
©2024 Japan Meteorological Agency. All rights reserved.
なお、「気象庁 予報用語」には、気象庁の「気象庁が天気予報等で用いる予報用語」に掲載されている2009年11月現在の情報から引用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカムチャツカ半島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS