カブラカン
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カブラカン(Cabracan)は、マヤ神話に伝わる巨人。ヴクブ・カキシュの次男で、その名は「地震」を意味する。とても怪力で、山々を容易く突き崩しては、自分を「山を覆す男」と称していたという。
- 1 カブラカンとは
- 2 カブラカンの概要
カブラカン
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「フンアフプーとイシュバランケー」の記事における「カブラカン」の解説
ヴクブ・カキシュの次男のカブラカンが山を覆したり割ったりするのを見た神のカクルハー・フラカン、チピ・カクルハー、ラサ・カクルハーは、彼のやっていることが悪いことだから滅ぼせと、フンアフプーとイシュバランケーに命じたため、2人は彼の退治を決意した。2人は、太陽の出る方角にとても高い山を見たと嘘を言い、カブラカンと一緒に歩きだした。途中で鳥を獲り、ティサテ(石膏)を塗って白い土で包むと、いい匂いがするように焼いてからカブラカンに食べさせた。土のせいでカブラカンは手足から力が抜けてしまい、大きな山に着いても覆すことができなかった。2人はカブラカンの手足を縛って土に埋めて殺した。
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