カトリック両王
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カトリック両王(カトリックりょうおう、スペイン語: Reyes Católicos)は、歴史的にアラゴン王フェルナンド2世(Fernando el Católico)とカスティーリャ女王イサベル1世(Isabel la Católica)を指す。彼らは1469年に結婚し、後に彼らの子孫の下で王朝連合国家としてのスペイン王国が成立する。カトリック王の称号はローマ教皇アレクサンデル6世によって授けられた。
- 1 カトリック両王とは
- 2 カトリック両王の概要
- 3 脚注
カトリック両王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 12:19 UTC 版)
1469年、カスティーリャ王国の王女イサベル1世とアラゴン王国王太子フェルナンド2世が結婚した。後にカトリック両王となった2人は、ポルトガル以外のイベリア半島の諸国を統合してスペイン王国を成立させた。 「複合王政(モナルキーア・コンプエスタ)」として誕生したスペイン王国を統治するため、カトリック両王は、「言語も風習も制度も異なる」諸地域の統合手段として、キリスト教君主として布教保護権を前面に打ち出した。王国の高位聖職者の推挙権を手に入れて、司教たちを王権に従属させ、3大宗教騎士団をその管轄下に組み入れるとともに、フランシスコ・ヒメネス・デ・シスネロス枢機卿らを重用して修道院改革を進めた。
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