新語時事用語辞典 |
カダフィ大佐
別名:カダフィ、ガダフィ、ガダフィ大佐、カッザーフィー、ムアンマル・アル=カッザーフィー、カダフィ・ムアンマル・ムハンマド・アブミンヤール
英語:Qadhafi、Gaddafi、Muammar Gaddafi
リビアの政治家。いわゆる「カダフィ政権」の元首として、1969年に政権を掌握して以来、2011年8月まで40年以上にわたって、国家の最高指導者であった。
リビアは直接民主制を標榜しているため、公的な肩書きは持たない形となっていたが、事実上カダフィ大佐がリビアの国家元首と見なされている。なお、カダフィ大佐がなぜ「大佐」の称号で呼ばれるか、その由来は諸説あって定かでない。日本では報道機関も含め「カダフィ大佐」の呼び名が定着している。
2011年2月、リビアではいわゆる「アラブの春」の流れから反カダフィ派による政権打倒の機運が強まり、リビア国民評議会を中心とする大規模な抗争が勃発した。2011年8月にリビアの首都トリポリ、サブハ、バニワリード、シルトなどが相次いで制圧され、カダフィ政権は事実上崩壊した。
政権崩壊後、カダフィ大佐の行方は分らなくなっていたが、2011年10月20日にリビア国民評議会がカダフィ大佐の発見、およびその死亡確認を発表した。遺体は25日まで民衆の前に晒された。
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ムアンマル・アル=カッザーフィー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/27 11:42 UTC 版)
(カッザーフィー から転送)
ムアンマル・アル=カッザーフィー(アラビア語: معمر أبو منيار القذافي, muʿammar ʾabū minyār al-qaḏḏāfī, 1942年6月7日[1] - 2011年10月20日)は、リビアの軍人、革命家、政治家で、大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国の最高指導者。称号は「リビア最高指導者および革命指導者」(زعيم وقائد الثورة في ليبيا, zaʿīm wa-qāʾid al-ṯawrah fī lībiyā, ザイーム・ワ=カーイド・ッ=サウラ・フィー・リービヤー)、「敬愛なる指導者」(الأخ القائد, al-aḫ al-qāʾid, アル=アフ・ル=カーイド)[2]。1969年のリビア革命によって政権を獲得後、2011年に至るまで長期にわたり独裁政権を維持したが、2011年リビア内戦によって政権は崩壊、自身も反カッザーフィー派部隊によって殺害された[3]。
日本では一般にカダフィ大佐という呼称で知られている。
- ^ 6月19日生まれ説もある。かつては9月生まれ説もあった。
- ^ 公式サイト(#外部リンク参照)より。
- ^ カダフィ大佐が死亡=リビア国民評議会発表 時事通信
- ^ 井上ひさしの『ニホン語日記』によれば1969年の革命でにわかに政権指導者になったとき、欧米メディアの「カダフィ」のローマ字表記は7つから8つあったという。冠詞の "al" をつけるか否かやイニシャルだけで G, Q, K などが使用される(リビア方言(en)では正則アラビア語の q の文字は g, k, kh と3通りに発音される可能性がある)ためで、実際に日本以外の主要メディアにおける表記は40種前後もあり、さらに個人名ムアンマルの表記のヴァリエーションも含めれば更に総数は増える。詳しくは本項目英語版該当記事(en)参照。
- ^ 参考リンク:Gaddafi? Qaddafi? Kaddafi? Let's call the whole things off! - newsling
- ^ 2011年(平成23年)3月8日外務省告示第75号「国際連合安全保障理事会決議に基づく資産凍結等の措置の対象となるリビアのカダフィ革命指導者及びその関係者を指定する件」
- ^ もっとも、小国や軍の規模の小さい国(欧州の公国、アフリカ諸国など)では、軍の常設の最高位が大佐である場合もある。これは近代以前の軍隊では連隊が平時の編成上の最大単位であり、連隊長を務める大佐が実質的に軍の最高位であったことも関係している。英語版 Colonel の該当項目も参照のこと。
- ^ 大佐昇進以前のカッザーフィーの階級を大尉(英: captain)と解説する例もあるが、これは誤りである。またアブー=バクル・ユーニス・ジャーベルも少将(英: major general)と誤記されることがある。
参考リンク:Libyan Army - UNIFORM INSIGNIA - ^ “カダフィ大佐 なぜ大佐?”. 読売新聞. (2009年7月10日)
- ^ 2009年9月の朝日新聞「特派員コラム」
- ^ 日本国外務省ホームページの表記による[1]。2004年以前は「社会主義人民リビア・アラブ国」という表記を採用していた。
- ^ 毎日新聞2008年11月01日
- ^ “ブッシュ米大統領、カダフィ大佐と初めて電話会談 有力後継者、訪米へ”. 産経新聞. (2008年11月18日)
- ^ “ラクイラ・サミット:固めの握手 カダフィ大佐と米大統領”. 毎日新聞. (2009年7月10日) 2009年7月10日閲覧。
- ^ “リビア革命40周年式典 西側首脳は欠席”. 日テレNEWS24. (2009年9月2日) 2010年1月10日閲覧。
- ^ “リビアで革命40周年記念式典、西側首脳は欠席”. ロイター. (2009年9月2日) 2010年1月10日閲覧。
- ^ “カダフィ氏、国連総会で大荒れ…憲章投げ捨てる”. (2009年9月24日) 2009年9月24日閲覧。
- ^ “リビア暫定首相「民主国家を建設」…国連で演説”. 読売新聞. (2011年9月25日) 2011年9月25日閲覧。
- ^ “カダフィ大佐らに逮捕状=デモ弾圧、市民殺害の疑い―国際刑事裁”. 時事通信. (2011年6月27日) 2011年6月29日閲覧。
- ^ カダフィ大佐が死亡=リビア国民評議会発表 時事通信
- ^ a b リビア:カダフィ大佐死亡 NATO、作戦終了へ 「貢献格差」明らか 毎日新聞 2011年10月22日閲覧
- ^ 【カダフィ大佐死亡】 国民評議会副議長が確認 リビア全土解放を宣言へ 産経新聞 2011年10月21日閲覧
- ^ リビア:カダフィ大佐 故郷のシルトで最後を迎える 毎日新聞、2011年10月21日
- ^ a b “「大佐は銃撃戦で死亡」反カダフィ派が表明映像と食い違い、議論も”. 日本経済新聞夕刊3版: p. 3. (2011年10月21日)
- ^ a b “カダフィ大佐拘束後、銃撃戦で死亡か「連行中、殺害」情報も”. 中日新聞夕刊D版: p. 1. (2011年10月21日)
- ^ 再送:カダフィ大佐の死因は調査必要、「即時処刑は違法」=国連 ロイター通信
- ^ 国連、カダフィ大佐の死因解明を要請 CNN
- ^ カダフィ大佐死亡:移送途中に銃殺の可能性強まる 毎日新聞
- ^ a b 「カダフィを射殺」と名乗り=街頭で遭遇、2発撃ち込む-兵士 時事通信
- ^ カダフィ氏は少年が殺害 金色の銃でと英紙報道 47news
- ^ カダフィ大佐の遺体、事実上公開 店の冷蔵室に 日本経済新聞 2011年10月22日閲覧
- ^ カダフィ大佐の遺体公開=遺族は故郷埋葬を要求-リビア 時事通信
- ^ リビア:カダフィ大佐遺体を埋葬 砂漠の秘密の場所 毎日新聞
- ^ “カダフィ・ガールズ 写真特集”. 時事通信. (2011年4月10日) 2011年6月29日閲覧。
- ^ “カダフィ発言に不快感=中国”. 時事通信. (2011年2月24日) 2011年6月29日閲覧。
- ^ “【リビア騒乱】腹心の公安相が辞任し反乱を呼びかけ 内戦の様相”. 産経新聞. (2011年2月23日) 2011年6月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “The Gaddafi family – its key members”. ガーディアン (2011年8月30日). 2011年10月29日閲覧。
- ^ “カダフィ大佐の次男拘束、正式な確認はなかった=IOC”. ロイター (ロイター). (2011年8月23日) 2011年8月23日閲覧。
- ^ “カダフィ氏次男のセイフ・イスラム氏を拘束”. 読売新聞. (2011年11月19日) 2011年11月19日閲覧。
- ^ a b “カダフィ一族まで海外逃亡の動き 長女、五男の妻が脱出図り、拒否”. 産経新聞. (2011年2月24日) 2011年2月26日閲覧。
- ^ “Libya: the battle for control of Sirte”. デイリー・テレグラフ (2011年8月25日). 2011年10月29日閲覧。
- ^ カダフィ大佐四男も処刑か=拘束後の生存映像-シリアTV(時事通信社2011年10月24日)2011年10月30日閲覧
- ^ “カダフィ大佐娘の親善大使解任 国連開発計画”. 朝日新聞. (2011年2月24日) 2011年6月29日閲覧。
- 1 ムアンマル・アル=カッザーフィーとは
- 2 ムアンマル・アル=カッザーフィーの概要
- 3 国際関係
- 4 国際会議等での発言・パフォーマンス
- 5 テロ行為の疑惑と変容
- 6 家族
- 7 関連項目
カッザーフィーに関連した本
- 緑の書 ムアンマル・アル カッザーフィ 第三書館
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