カチューシャの歌とは? わかりやすく解説

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カチューシャ‐の‐うた【カチューシャの歌】

読み方:かちゅーしゃのうた

流行歌島村抱月相馬御風作詞中山晋平作曲。抱月脚色の「復活」の舞台でカチューシャ役の松井須磨子らが歌ったもの。大正3年(1914)大流行した


カチューシャの唄

(カチューシャの歌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 00:46 UTC 版)

カチューシャの唄』(カチューシャのうた)は、1914年大正3年)に発表された日本歌謡曲、ならびに同楽曲を題材にした同年製作公開の日本の短篇映画である。楽曲の作詞は島村抱月相馬御風、作曲は中山晋平。劇団芸術座の第3回目の公演である『復活』の劇中歌として、主演女優の松井須磨子などが歌唱した。また『復活唱歌』の題名で、松井の歌唱によるレコードが発売された。歌詞の「カチューシャかわいや わかれのつらさ」は爆発的な流行語となった。


注釈

  1. ^ 有名なところでは、美空ひばり倍賞千恵子森昌子島倉千代子芹洋子などが歌っている
  2. ^ 1914年5月8日付の『日出新聞』と同月11日付の『大阪朝日新聞』にレコードの広告が掲載されている[10]
  3. ^ 1914年4月23日に松井が京都入りし、レコード吹き込みに言及した中村吉蔵宛の抱月書簡の日付が同月25日であることから、この間に吹き込まれたと考えられている[11]

出典

  1. ^ 『カチューシャの唄、永遠に』 134頁。
  2. ^ a b 『なつめろの人々』 16頁。
  3. ^ a b 『カチューシャの唄、永遠に』 64頁。
  4. ^ 『カチューシャの唄、永遠に』 182頁。
  5. ^ (日本語) 「カチューシャの唄」開歌-かいか-(流行歌アカペラカバー), https://www.youtube.com/watch?v=WIhfbLpOPgI 2021年6月24日閲覧。 
  6. ^ 『ハンドブック 日本の愛唱歌』51頁。
  7. ^ 『「はやり歌」の考古学』146頁。
  8. ^ 『日本レコード文化史』(1992年版)87-88頁、(2006年版)95頁。
  9. ^ 『流行歌の誕生』34頁、160-161頁。
  10. ^ 『流行歌の誕生』49頁。
  11. ^ 『流行歌の誕生』48頁。
  12. ^ 『流行歌の誕生』50-51頁。
  13. ^ 『流行歌の誕生』132頁。
  14. ^ 『流行歌の誕生』53頁。
  15. ^ a b 『流行歌の誕生』64-65頁。
  16. ^ 『流行歌の誕生』63頁。
  17. ^ 『日本レコード文化史』(1992年版)88頁、(2006年版)96頁。
  18. ^ 『流行歌の誕生』141-142頁。
  19. ^ a b 『日本レコード文化史』(1992年版)88頁。
  20. ^ a b c 『日本映画発達史 1 活動写真時代』、田中純一郎中央公論社、1968年、p.212-213.
  21. ^ 『日本映画発達史 1 活動写真時代』、p.210-212.。
  22. ^ a b c d e 『日本映画発達史 1 活動写真時代』、p.218-221.
  23. ^ 『流行歌の誕生』157-158頁。


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