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カササギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/28 03:32 UTC 版)
(カチガラス から転送)
| カササギ | ||||||||||||||||||||||||
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| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Pica pica (Linnaeus, 1758) |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| カササギ | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| European Magpie |
カササギ(鵲、Pica pica)は、スズメ目カラス科に分類されるカラスである。別名カチガラスもしくはコウライガラスとも呼ぶ。中国語では「喜鵲」と表記。大正12年3月7日、佐賀県の天然記念物に指定され、現在は同県の県鳥にもなっている。
目次 |
分布
旧北区・新北区に分布する。 日本では佐賀県(佐賀平野一帯)や福岡県(筑後平野一帯)といった有明海を取り囲む平野部を中心に生息していたが、近年は糸島市や福岡市西部にも分布を広げている。また、北海道・長崎県・熊本県・大分県の一部地域でも少数が生息している。ハシブトガラスのように群れを作らず、主にツガイ、もしくは巣立ち前の雛と少数単位で暮らす。また、ハシブトガラスよりも一回り小さく、黒地に白い羽を持つ。 世界的には北米西部、欧州、中央アジア、極東に分布する。
生息地
日本では生息範囲が非常に狭いことから、1923年(大正12年)3月7日、その生息地を定めて、カササギ生息地一帯の市町村は国の天然記念物に指定されていた。カササギは生息が局地的であることから、朝鮮半島からの外来種であると推定されている。また、佐賀県では、県民からの一般公募により、1965年(昭和40年)、県鳥とされた。近年、徐々に生息域が広がっている。 1990年頃からは、北海道の室蘭市や苫小牧市でも生息している。これらの地域では、渡りの経路は不明だが、苫小牧港に入港する韓国の貨物船で持ち込まれたという説が有力である。
生態
食性
穀類や昆虫、木の実などを食べる雑食性である。ケラやハサミムシ・コオロギなど地面に生息する虫も捕食する。秋にはイナゴなどの害虫を食べることから、益鳥とされる。戦前の調査では、全羅南道のカササギの砂嚢から、ジャガイモや大豆が見出されている。
繁殖
1月中旬頃から営巣地を探しはじめ、3月中旬頃までにはクスノキなどの樹木に木の枝・わらなどを用いた球状の巣を作る。現在では都市化の影響で、電柱に巣を作る個体が増加しているが、これは時として停電を招くこともある。そのため、九州電力などでは、電柱上の変圧器付近に黄色い風杯型風車を取り付けるなどして、カササギなどの鳥に巣を作られないよう対策を講じている。
産卵は、営巣後すぐに行なわれ、楕円形の薄い緑色をした卵を5~6個産む。雌が抱卵し、17-18日で孵化する。孵化後22-27日たった5月下旬には雛が巣立ちし、巣も放棄される。巣立ち後の若鳥は12月頃まで集団でねぐらにつくが、その後番いを形成して分散し、個別の縄張りを持つようになる。なお、番いの関係は一生続く。
保全状態評価
日本
天然記念物「カササギ生息地域」
- 福岡県 - 久留米市(旧大善寺町、城島町、三潴町域)、筑後市(旧西牟田町域)、柳川市、大川市、大木町、みやま市(旧瀬高町、山川町域)
- 佐賀県 - 佐賀市、鳥栖市、多久市、武雄市、鹿島市、小城市、嬉野市、神埼市、吉野ヶ里町、基山町、みやき町、上峰町、大町町、江北町、白石町、太良町
- 福岡県
- 保全対策依存種[1] → ランク外[2]
- 1 カササギの概要
- 2 Sibley分類体系上の位置
- 3 参考文献
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