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忍者戦隊カクレンジャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/02 00:37 UTC 版)
(カクレンジャー から転送)
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第17作 | 五星戦隊 ダイレンジャー |
1993年2月 - 1994年2月 |
| 第18作 | 忍者戦隊 カクレンジャー |
1994年2月 - 1995年2月 |
| 第19作 | 超力戦隊 オーレンジャー |
1995年3月 - 1996年2月 |
| 忍者戦隊カクレンジャー | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 放送時間 | 金曜 17時30分 - 17時55分(25分) |
| 放送期間 | 1994年2月18日 - 1995年2月24日 (全53回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | テレビ朝日 |
| 監督 | 小林義明 他 |
| 原作 | 八手三郎 |
| 脚本 | 杉村升 他 |
| プロデューサー | 梶淳(テレビ朝日) 吉川進・鈴木武幸・髙寺成紀(東映) 矢田晃一(東映AG) |
| 出演者 | 小川輝晃 広瀬仁美 土田大 河合秀 ケイン・コスギ 坂本あきら 遠藤憲一 五代高之他 |
| オープニング | 「シークレット カクレンジャー」 歌:トゥー・チー・チェン |
| エンディング | 「ニンジャ!! 摩天楼キッズ」 歌:トゥー・チー・チェン |
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特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第18作 |
|
『忍者戦隊カクレンジャー』(にんじゃせんたいカクレンジャー)は、1994年(平成6年)2月18日から1995年(平成7年)2月24日までテレビ朝日系列で毎週金曜17時30分から17時55分 (JST) に全53話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第18作目にあたる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
あらすじ
戦国時代、時の忍者達は人間界を征服せんとする妖怪達と長きに渡る激しい戦いを繰り広げていた。戦いの末、鶴姫を筆頭とする5人の隠流忍者が伝説の三神将より与えられた「封印の扉」内部へ総大将ヌラリヒョンと膨大な妖怪エネルギーを閉じ込めることに成功。妖怪達は指導者と力を失い、衰退する。
それから400年。忍者が人の世から廃れた現代で今は一般人として暮らしている隠流の末裔達…猿飛佐助の子孫・サスケと霧隠才蔵の子孫・サイゾウの二人はふとした事がきっかけで人間社会に溶け込み隠れ暮らしていた妖怪カッパに騙されて「封印の扉」を開けてしまい、妖怪たちを復活させてしまう。
先祖代々「封印の扉」を見守ってきた鶴姫家の24代目・鶴姫は妖怪の復活を察知し、封印の5忍者の末裔、サスケとサイゾウそして三好清海入道の子孫・セイカイと児雷也の子孫・ジライヤを集め、ともに「カクレンジャー」として妖怪の再封印を決意する。
クレープ屋を営みながら妖怪封印の旅を続ける5人。しかし、てんでばらばらで動いていたはずの妖怪達の裏から邪悪なる存在が現れ、彼らは苦しい戦いを強いられるようになっていく。
彼らに待ち受けるものは勝利か、それとも敗北か。
特徴
全般に中華テイストあふれる前作『五星戦隊ダイレンジャー』に対し、本作品では戦隊側のモチーフの「忍者」や日本古来の妖怪たちをモデルとした敵怪人など、シリーズとしては初めて本格的な和風テイストが取り入れられている。しかし妖怪のデザインは既存のイメージに囚われず[1]、ストリートファッションを感じさせるカジュアルなものとなっている[2]。また戦闘シーンにおいては、アメリカンコミックスのような[2]擬音吹き出しを取り入れるなど独自の演出が取り入れられた。
本作品におけるリーダーは忍者の総領であるホワイト=鶴姫であり、シリーズで初めてレッド以外のメンバーにリーダーのポジションが与えられた。また中盤では忍びの巻物を探すために5人が一時的に離別したりするなど従来の戦隊ヒーローものにはなかった展開も見られた。
また『超電子バイオマン』より、戦隊メンバー全員でタイトルコールを行うのが恒例となっていたが、本作ではそれ以前の作品で行われた主題歌コーラスによるタイトルコールとなっている。
『超獣戦隊ライブマン』以降、巨大戦では1号ロボに主人公たちが主に搭乗し、その他のロボは強化合体などを含めてそのサポート役として位置付けられており、それ以前の『超新星フラッシュマン』などでは1号ロボと2号ロボ両方を併用するなどしていたが、本作品ではシリーズ中初めて「1号ロボと互換性の無い別のロボ」への完全交代が行われており、その2号ロボに相当する「隠大将軍」は1号ロボの「無敵将軍」同様の5体合体ロボととして設定される。ただし、後半では無敵将軍が自らの意思で行動するようになったため、無敵将軍と隠大将軍の共闘は見られる。この場合「1号ロボが2号ロボのサポートをする」という従来とは逆の構図となっている。また本作品において6人目の戦士に相当する「ニンジャマン」は初の人間から変身しないタイプのヒーローで、同時に専用ロボを持たず自らが巨大化するという設定も初めてである。
作劇面では第24話までを第1部とし、第25話以降は第2部「青春激闘編」という2部構成が採られており、人情中心の作劇へとシフトした。このように戦隊シリーズで明確に2部構成とされた作品は2012年現在この作品が唯一である。特に第1部では敵が組織として設定されていないことや、ナレーションの代わりとして落語家の三遊亭圓丈が扮する講釈師が設定されているのが特徴となっている。因みに同時期に放送されていた『ブルースワット』も当初は敵組織が明確に設定されていなかった[3]。
備考
後番組『超力戦隊オーレンジャー』が3月開始となったため、本番組はスーパー戦隊シリーズの中では『秘密戦隊ゴレンジャー』『電撃戦隊チェンジマン』に次いで3番目に放送回数が多い作品である(2012年現在)。
タイトルロゴ末尾の「ー」が「ャ」の下に置かれるようになり、以後その配置がシリーズの恒例になった[6]。
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- ^ 『スーパー戦隊画報 第2巻』 竹書房、2006年、164頁。
- ^ a b 『スーパー戦隊画報 第2巻』 竹書房、2006年、173頁。
- ^ 敵組織が設定されていない作品は他に10年後の『特捜戦隊デカレンジャー』があるが、こちらは全編通して敵組織が存在しない唯一の作品となっている。
- ^ 『アニメ・ビジネスが変わる―アニメとキャラクター・ビジネスの真実』 日経BP社、1999年
- ^ トイジャーナル2001年1月号
- ^ ただし、2007年の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』を除く
- ^ 最終回のエンドロールでは「ツルヒメ」とカタカナ表記でクレジットされた。
- ^ これは、広瀬が主演していた『有言実行三姉妹シュシュトリアン』のセルフパロディである。
- ^ なお、小学館の雑誌などでは第3戦士と扱われることが多い。また、サイゾウとよく順番が入れ替わっている(ドロンチェンジャーのマーク、DVDパッケージ掲載順等)。
- ^ 詳細は語られていないが、時代や状況から『百獣戦隊ガオレンジャー』の1話の事件である可能性が高い
- ^ 当初竹本昇の構想では「レジェンド大戦の最終決戦以前に繰り広げられた巨大ロボ戦に参戦したが、戦闘不能になってしまい、戦線離脱を余儀なくされた」という設定だった(『海賊戦隊ゴーカイジャー』の劇場作品、『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』のパンフレット掲載のインタビュー記事より)。
- ^ 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』での「剣の戦士」の紹介でそのシーンが使用された。
- ^ 『すごい科学で守ります!』での解釈では、長谷川裕一曰く「とにかく生命体」。
- ^ 「高岩成二」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、128頁。ISBN 978-7783-1210-7。
- ^ a b 「340presents「伊吹祭」/「隠れ祭」」、『東映ヒーローMAX』Vol.34号、辰巳出版、2010年9月、 76頁、 ISBN 978-4-7778-0808-3。
- ^ 「「龍騎」ライダーアクション解析 宮崎剛アクション監督」、『ニュータイプ10月号増刊 Newtype THE LIVE Extra 仮面ライダー龍騎 THE SPECIAL』、角川書店、2002年10月1日、 107頁、 ISSN T1107010100580。
- ^ この役を演じた北山亜紀子がビリヤードのプロでもあることから、着ぐるみのバケネコが着ているライダースーツの脚部分サイドに「HUSTLER」の文字が入っている。通常は、着ぐるみの演じる部分は声優が演じるが、この回は北山亜紀子がそのままバケネコの声を演じている。
- ^ オープニングでは「千葉茂」と誤って表記されている。
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