カイメン

デジタル大辞泉

かい‐めん【改免】

読み方：かいめん

江戸時代、その年の農作物の出来ぐあいによって租税の率を変えたこと。

「諸国—の世の中すぐれて」〈浮・永代蔵・一〉

かい‐めん【海綿】

読み方：かいめん

１ 海綿動物の総称。

２ モクヨクカイメンの繊維状の骨格。網状で黄色く、弾力性に富み、水分をよく吸収する。化粧用・事務用などに用いる。スポンジ。

かい‐めん【海面】

読み方：かいめん

海の表面。

かい‐めん【界面】

読み方：かいめん

気体と液体、液体と液体、液体と固体、固体と固体、固体と気体のように、二つの相が互いに接触している境界面。相の一方が気体の場合は、一般に表面という。

かい‐めん【皆免】

読み方：かいめん

近世、ある期間内の債権・債務をすべて帳消しにすること。中世の徳政にあたる。

「天下徳政になして—の時」〈浮・新可笑記〉

かい‐めん【開綿】

読み方：かいめん

綿糸紡績工程の一。解綿・混綿の次に、綿の繊維をのばし広げると同時に、短繊維やごみなどを取り除く作業。

生物学用語辞典

カイメン

英訳・(英)同義/類義語：sponge, Porifera, sponges

生物の分類で、海綿動物門に属する動物。初めて多細胞体制を持つようになった動物。

歴史民俗用語辞典

改免

読み方：カイメン（ｋａｉｍｅｎ）

近世、幕府の命令である期限内の売買・貸借・質入れなどの契約の権利・義務を破棄すること。

別名 皆免

皆免

読み方：カイメン（ｋａｉｍｅｎ）

近世、幕府の命令である期限内の売買・貸借・質入れなどの契約の権利・義務を破棄すること。

別名 改免

買免

読み方：カイメン（ｋａｉｍｅｎ）

中世の肥後地方の買戻。

ウィキペディア

海綿動物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/20 05:37 UTC 版)

海綿動物（かいめんどうぶつ、英: sponge）は、海綿動物門（羅: Porifera）に属する動物の総称である。海綿、カイメンなどとも表記される。