カイタイ

デジタル大辞泉

かい‐たい【^×懈怠】

読み方：かいたい

１ 法律用語。

㋐ある義務を怠ること。民法上、過失と同義とされる。

㋑一定の訴訟行為をなすべき期日にそれを怠り、また期間内に一定の訴訟行為をしないで過ごすこと。

２ 「けたい（懈怠）」に同じ。

かい‐たい〔クワイ‐〕【懐胎】

読み方：かいたい

［名］(スル)子をはらむこと。身ごもること。懐妊。妊娠。

かい‐たい【戒体】

読み方：かいたい

仏語。戒を受けることによって備わる、悪を防ぎ止め善を行う力。

かい‐たい【拐帯】

読み方：かいたい

［名］(スル)人から預かった金や品物を持ち逃げすること。「公金を—する」

かい‐たい【改替】

読み方：かいたい

物事をあらため、新しいものにかえること。また、あらたまりかわること。

「多年管領の守護職を—せられければ」〈太平記・三六〉

かい‐たい【海退】

読み方：かいたい

海面の低下、あるいは陸地の隆起によって、海岸線が海側に後退し、陸地が広がること。⇔海進。

かい‐たい【^×芥^×蔕】

読み方：かいたい

《「芥」はからし粒、「蔕」は小さなとげの意》

１ 胸のつかえ。わずかな心のわだかまり。

２ きわめてわずかなこと。

「—も親をおろそかにするかたちあるものは、果して賊子となる」〈神皇正統記・仁徳〉

かい‐たい【解体】

読み方：かいたい

［名］(スル)

１ まとまっているもの、組み立ててあるものを、分解すること。また、ばらばらになること。「建築物を—する」

２ 組織をこわして、その機能を失わせること。また、組織がばらばらになって機能を失うこと。「共同戦線が—する」「財閥—」

３ からだを解剖すること。ふわけ。

「腑分(ふわけ)といひ古りしことを新たに—と訳名し」〈蘭学事始〉

歴史民俗用語辞典

改替

読み方：カイタイ（ｋａｉｔａｉ）

きまりや職務などを前と違うものにかえること。