魔術士オーフェン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 01:29 UTC 版)
『魔術士オーフェン』(まじゅつしオーフェン、英題:Sorcerous Stabber Orphen)は、秋田禎信による日本のライトノベル作品。イラストは草河遊也。漫画化やアニメ化、ドラマCD化といったメディアミックス展開も積極的に行われた。
注釈
- ^ 担当編集者に「アニメや漫画の面白さ」を出せないかと言われ、偶然『機動戦士Vガンダム』が目に入ったという。
- ^ 元は富士見書房20周年の企画だったが、参加する作家が足りなかった旨が『秋田禎信BOX』第1巻のあとがきで語られている。
- ^ 「牙の塔」時代のキリランシェロの声は森久保が担当。
- ^ この世界では姓を名乗るには不動産を所有している必要があるため、両親の死後不動産を持たない彼はキリランシェロが正式な名前と言える。
- ^ 作者の秋田も猫好きである。
- ^ 『無謀編』でもクリーオウらしき人物の存在が暗示されており、オーフェンと会ったことはないが、1シーンだけ登場したこともある。
- ^ アニメ版では「お師匠様」。オーフェンに師事する前(『無謀編』)は「オーフェンさん」と呼んでいる。
- ^ キリランシェロ同様、両親の死後は不動産を所有していないため姓を名乗ることはない。
- ^ ハーティアの部下であるラシィが登場する。『はぐれ旅』第1巻で、ハーティアがトトカンタ支部に勤務していることをオーフェンが知っていたのはそのためである。
- ^ 『スレイヤーズVSオーフェン』では、「ESPによって世界そのものに錯覚を起こさせる」と定義されている。
- ^ 実際に、マジクが鼻歌を媒体とした魔術でクリーオウの入浴を覗いたことがある。
- ^ アザリーは黒魔術士でもあることが隠れ蓑になり、貴族連盟の監視を逃れていた。
- ^ 刀身がガラスのため太刀筋が見えず回避が困難であるが、非常に重い。そのため使い手の評価は様々である。
出典
- ^ 『ライトノベル完全読本』日経BP社、2004年8月1日発行、122頁。ISBN 4-8222-1704-3。
- ^ 『ライトノベル完全読本』日経BP社、2004年8月1日、21頁。ISBN 4-8222-1704-3。
- ^ 石井ぜんじ / 太田祥暉 / 松浦恵介『ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021』スタンダーズ、2022年1月1日、39頁。ISBN 978-4-86636-536-7。
- ^ “2008年11月の日記”. 作者公式サイト「モツ鍋の悲願」雑記 (2008年11月19日). 2009年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “魔術士オーフェン|アニメ声優・キャラクター・登場人物・1998秋アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ 2022年12月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “魔術士オーフェンはぐれ旅|アニメ声優・キャラクター・登場人物・2020冬アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ 2022年12月3日閲覧。
- ^ 『このライトノベルがすごい!2005』宝島社、2004年12月9日第1刷発行、7頁、ISBN 4-7966-4388-5
- ^ a b c d e f “魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編”. allcinema. 2023年5月30日閲覧。
- ^ a b “魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編”. allcinema. 2023年5月30日閲覧。
- ^ a b c d “魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域編”. allcinema. 2023年5月30日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が命にしたがえ機械”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が胸で眠れ亡霊獣”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が森に集え狼”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が過去を消せ暗殺者”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が塔に来たれ後継者”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が遺志を伝えよ魔王”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖都を濡らせ血涙”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が神に弓ひけ背約者(上)”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が神に弓ひけ背約者(下)”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が夢に沈め楽園(上)”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が夢に沈め楽園(下)”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が運命導け魔剣”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が心求めよ悪魔”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が絶望つつめ緑”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が戦場に踊れ来訪者”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が庭に響け銃声”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が館にさまよえ虚像”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(上)”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(下)”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 てめぇら、とっとと金返せ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 馬鹿は一人でたくさんだ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 お前はいったいなんなんだ!?”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 顔を洗って出直しな!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 あきれてものも言えねえぜ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 自分がイヤにならねえか?”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 一生ひとりで遊んでろ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 それはいろいろまずいだろ?”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 同情なんていらねえぜ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 なかったことに出来ねえか?”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 もういいかげんあきらめろ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 そのまま穴でも掘っていろ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン・無謀編 これで終わりと思うなよ!”. 富士見書房. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンまわり道 悪逆の森”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンまわり道 ゼロの交点”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “魔術士オーフェンはぐれ旅 新シリーズ 既刊一覧”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 コミクロンズ・プラン”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 ハーティアズ・チョイス”. TOブックス. 2021年4月10日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 魔王編(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 手下編(文庫版)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版 既刊一覧”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g “魔術士オーフェン しゃべる無謀編旅 新装版 既刊一覧”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編1”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編2”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 1(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 2(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 3(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 4(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 5(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 6(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 パロディ大入袋”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 ぱろでぃスペシャル”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 MAX 1(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 MAX 2(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣 1(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣 2(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が命にしたがえ機械 1(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が命にしたがえ機械 2(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 我が胸で眠れ亡霊(漫画)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編 1(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編 2(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編 1(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編 2(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編 3(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編 4(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編 5(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編 6(漫画)”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術師オーフェンはぐれ旅 DX”. KADOKAWA. 2021年11月13日閲覧。
- ^ “エンサイクロペディア 魔術士オーフェン”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “エンサイクロペディア 魔術士オーフェン 無謀編”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンファンブック”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 鋼の後継者 草河遊也画集”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンはぐれ旅 黒の聖域 草河遊也画集”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “「我は放つ光の白刃!」25周年を迎える『魔術士オーフェンはぐれ旅』スペシャル映像が到着”. SPICE (e+). (2019年3月20日) 2019年7月7日閲覧。
- ^ “Sorcerous Stabber ORPHEN 魔術士オーフェン 公式攻略ガイドブック”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “ドラゴン☆オールスターズ 青版”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “まぶらほVSスレイヤーズ!? ドラゴン☆オールスターズ 激闘編”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “スレイヤーズVSオーフェン”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “スレイヤーズVSオーフェン(新書版)”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “完全限定生産版!!! 秋田禎信BOX”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン アンソロジー”. TOブックス. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “アニメ「オーフェン」キャスト10名を一挙解禁、セリフ収めた最新PVも公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年8月9日) 2019年8月9日閲覧。
- ^ “MAGIUSスタートブック”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン 私闘編”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェン 野望編”. KADOKAWA. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “魔術士オーフェンの関連情報(PS2)/ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com. 2024年1月24日閲覧。
- ^ “E3 2000: Activision Brings Orphen RPG to U.S.”. IGN. (2000年5月12日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “スマートフォンカジュアルゲームアプリ『Magicソリティア〜魔術士オーフェンはぐれ旅〜』本日より本サービス開始!”. (2020年6月23日) 2020年11月21日閲覧。
- ^ 【サービス終了のお知らせ】Magicソリティア~魔術士オーフェンはぐれ旅~Twitter公式アカウント 2021年5月14日
- ^ “「魔術士オーフェン はぐれ旅」開幕、松本慎也「舞台上に魔術を出せる」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年8月16日) 2020年11月22日閲覧。
- ^ a b “舞台「魔術士オーフェン はぐれ旅」全キャスト明らかに、主演は松本慎也”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年5月23日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ “松多壱岱「歴史と未来を紡ぐ作品」、舞台「魔術士オーフェン」第2弾が開幕”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年11月8日) 2020年11月22日閲覧。
- ^ “「魔術士オーフェン」Ver.2の上演決定、オーフェン役は円神の中谷日向”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年6月18日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ ssorphen_stageの2021年7月16日のツイート、2022年1月13日閲覧。
- ^ “『魔術士オーフェン はぐれ旅 -The Stage- Ver.2』公演延期のお知らせ”. 『魔術士オーフェン The Stage』製作委員会. 2022年1月13日閲覧。
固有名詞の分類
- 魔術士オーフェンのページへのリンク