オートザムAZ-ワゴン→マツダAZ-ワゴン
1994年9月発売。スズキの初代ワゴンRのOEM車だが、もちろんバッジ類はマツダ仕様だった。FFと4WD車合わせて3タイプを用意。モデル名は、オートザムの頭文字AとZを使い、ワゴンRのワゴンを生かした。
95年10月、64psのターボエンジンモデルを追加した。FFと4WD車があった。96年6月、右側にも後席用ドアがある5ドア車を加えた。FXリミテッドと呼んだ。
97年5月、オリジナルのワゴンRと同様、エンジンの一部変更を行った。ZXとFXのエンジンFA6型・55psをK6A型・58psに積み替えた。ターボもあった。98年6月、お買い得のFM、コラム式シフトレバーをもつコラムFXモデルなどを追加した。
新しい軽規格にミートする2代目は98年10月に登場した。ボディは5ドア型だけとなり、エンジンは52ps、55ps、インタークーラー付きターボの60ps、同64psをそろえた。FFとフルタイム4WD車をラインアップ。
99年10月、外観・内装のデザイン変更により質感の向上をはかり、クラッチスタートシステムを採用して安全性を高めるなどの改良を行った。オリジナルであるワゴンRと同じマイナーチェンジが2000年12月にあった。フロント部のデザインをファイブポイントグリルによるマツダファミリーフェイスにし、ATを4速にした。2001年11月には、ディスチャージヘッドランプや本革ステアリングを採用したスポーツモデルRR-Zと、中低速域を高めた新開発DOHC・Mターボエンジン搭載車を追加した。2WD、4WD車各5グレードとなった。ミッションはコラム式4速ATが主力だが、最廉価モデルに5速MT仕様各1車設定。
2002年4月、車名標記をマツダAZ-ワゴンと改めた。9月、快適性向上のための改良としてシートとドアトリムの表皮を一新、質感を高めた。リヤシートに前後105mmの幅で調整できるスライド機構を採用。運転席シートにシートリフター機構を付けた。新機種追加もあった。FM-GをベースにABSを追加、エンジンをMターボに換装したFM-Gターボと呼ぶモデルをラインアップ。2WD、4WD各6モデルの陣容になった。
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