オーストロ-アジア語族とは? わかりやすく解説

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オーストロアジア‐ごぞく【オーストロアジア語族】

読み方:おーすとろあじあごぞく

南アジア語族


オーストロアジア語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 21:21 UTC 版)

オーストロアジア語族(オーストロアジアごぞく、Austroasiatic languages)あるいはアウストロアジア語族は、東南アジアからインド東部・バングラデシュに散在する言語語族である。南アジア語族と訳されることもあるが、地域名の南アジアとは異なる。このうちベトナム語クメール語およびモン語は古くから記録があり現在でも多くの話者がいるが、その他は少数民族の言語である。ベトナム語(ベトナム)、クメール語(カンボジア)、サンタリ語インドジャールカンド州)は公用語として用いられている。


注釈

  1. ^ Diffloth, Gérard (2005). “The contribution of linguistic palaeontology to the homeland of Austroasiatic”. In Laurent Sagart, Roger Blench and Alicia Sanchez-Mazas (eds.). The Peopling of East Asia: Putting Together Archaeology, Linguistics and Genetics. Routledge/Curzon 

出典

  1. ^ Vovin, A (1993). A Reconstruction of Proto-Ainu. Leiden, The Netherlands: Brill 
  2. ^ Sidwell, PJ (1996). “A reconstruction of Proto-Ainu. By Alexander Vovin”. Diachronica 13 (1): 179–186. 
  3. ^ a b Jäger, Gerhard (2015-09-24). “Support for linguistic macrofamilies from weighted sequence alignment”. PNAS 112 (41): 12752–12757. doi:10.1073/pnas.1500331112. 
  4. ^ ポール・シドウェル。
  5. ^ Sidwell, Paul (2009). Classifying the Austroasiatic languages: History and state of the art. LINCOM Studies in Asian Linguistics, 76. Muenchen: LINCOM EUROPA. pp. 2–3. https://www.researchgate.net/publication/237046991_Classifying_Austro_Asiatic_languages_history_and_state_of_the_art 
  6. ^ Blench, Roger (2008). “Stratification in the peopling of China: how far does the linguistic evidence match genetics and archaeology?”. In Alicia Sanchez-Mazas, Roger Blench, Malcolm D. Ross英語版, Ilia Peirosロシア語版 and Marie Lin (eds.). Past Human Migrations in East Asia: Matching archaeology, linguistics and genetics. Routledge. pp. 105–132. https://books.google.co.jp/books?id=1gKF9iWqt0gC&pg=RA1-PT70&dq=Human+migrations+in+continental+East+Asia+and+Taiwan.+Matching+archaeology,+linguistics+and+genetics&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwj8pt_D8oDsAhWJd94KHTubBuIQ6AEwAHoECAUQAg#v=snippet&q=Diffloth%202005&f=false 
  7. ^ 崎谷満(2009)『DNA・考古・言語の学際研究が示す 新・日本列島史』勉誠出版
  8. ^ Fabio Silva , Chris J. Stevens, Alison Weisskopf, Cristina Castillo, Ling Qin, Andrew Bevan, Dorian Q. Fuller (2015) Modelling the Geographical Origin of Rice Cultivation in Asia Using the Rice Archaeological Database ; PLOS ONE, published: September 1, 2015 https://doi.org/10.1371/journal.pone.0137024


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オーストロアジア語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 19:55 UTC 版)

語派」の記事における「オーストロアジア語族」の解説

詳細は「オーストロアジア語族」を参照語派語群分岐については諸説あり確定していない) .mw-parser-output .asbox{position:relative;overflow:hidden}.mw-parser-output .asbox table{background:transparent}.mw-parser-output .asbox p{margin:0}.mw-parser-output .asbox p+p{margin-top:0.25em}.mw-parser-output .asbox{font-size:90%}.mw-parser-output .asbox-note{font-size:90%}.mw-parser-output .asbox .navbar{position:absolute;top:-0.75em;right:1em;display:none} この項目は、言語学関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(ウィキポータル 言語学)。

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オーストロアジア語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 14:54 UTC 版)

農耕/言語拡散仮説」の記事における「オーストロアジア語族」の解説

オーストロアジア語族の原郷として、紅河デルタメコン川流域珠江流域長江流域長江よりも北とする説などがある。オーストロアジア祖語話者は、稲、雑穀栽培、豚、などを飼育する農耕民であったが、紀元前4500年頃に雑穀栽培伴わずに(稲作いくらか牧畜のみを伴いインドシナ至り、原住の狩猟採集民に取って変わったとされる

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オーストロアジア語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 07:22 UTC 版)

接中辞」の記事における「オーストロアジア語族」の解説

クメール語では កើត kaət (生まれる)に対する កំណើត k-ɑmn-aət (誕生起源)のように接中辞使って名詞作る。ただし、現代では造語性は失われている。

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オーストロアジア語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 07:59 UTC 版)

漢字を使用する言語」の記事における「オーストロアジア語族」の解説

ベトナム語 - チュノム漢字併用、現在はフランス人宣教師考案したラテン文字表記法(いわゆるクォックグー)にとって代わられている。

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オーストロアジア語族

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 13:14 UTC 版)

名詞

オーストロアジア語族(オーストロアジアごぞく)

  1. 語族一つ東南アジア南アジアなどに広く分布する。アウストロアジア語族南アジア語族とも。

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