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インターネット百科事典

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 01:49 UTC 版)

インターネット百科事典(インターネットひゃっかじてん、: Internet encyclopedia)は、インターネットでアクセスできるデジタル百科事典である。オンライン百科事典(オンラインひゃっかじてん、: online encyclopedia)とも呼ばれる。インターネット百科事典として最も規模の大きいものとしてウィキペディア、また専門家が主導しているオープンアクセスのプロジェクトで歴史が古いものとしてスタンフォード哲学百科事典などがある[1][2]


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    ピーター・スーバー 「オープンアクセス・ムーブメント関連年表」 国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 図書館連携チーム 機関リポジトリ担当訳(原文:Peter Suber Timeline of the Open Access Movement Last revised, February 9, 2009.)
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オンライン百科事典

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ブリタニカ百科事典」の記事における「オンライン百科事典」の解説

ブリタニカに取って代わろうとしているものの一つとしてウィキペディアがある。ウィキペディア無料利用でき、Webベースフリーコンテント百科事典である。 両者重要な違い記事出所にある。マクロペディアにある699の記事は大抵が身元明らかな投稿者よるもので、マイクロペディアにある約65,000記事編集スタッフ外部顧問よるものである。したがってブリタニカ記事では、著作者誰か知ることができるか、ふさわしい書き手書かれていると言える編集スタッフ除けばブリタニカ投稿者のほとんどはその分野における専門家時にはノーベル賞受賞者も)である。対照的にウィキペディア記事様々なレベル人間によって書かれている。ほとんどの者は特定の専門知識持たず、また多く匿名身元明かしてはいない。もう一つ違い記事更新されるペースである。ブリタニカ数年ごとに出版するが、ウィキペディアでは多く記事頻繁に更新される。ロバート・マクヘンリー(彼はかつてブリタニカ働いていたが)は、「ウィキペディア正確性においてブリタニカライバルにはならないだろう」と述べている。 2005年科学ジャーナルネイチャー両方サイトから幅広く項目を選び出し、「関係の深い」分野専門家査読依頼した専門家それぞれのサイトから選び出した記事比較したが、どのサイトから選び出した記事かは知らされていなかった。42有意義な評価ネイチャー元に集まった最終的にネイチャーは、根本的な間違いといった深刻な誤りを、それぞれのサイトから4つずつ合わせて8つ見つけたまた、事実関係誤りや、省かれていたり紛らわし記述多数見つかった。これらはウィキペディア162件見つかり、ブリタニカには123見つかったウィキペディアでは1つの項目に平均3.86件の間違いがあり、ブリタニカでは2.92件あった。ブリタニカ社は詳細な20ページに渡る反論の中で、ネイチャー調査瑕疵があり、誤解を招く述べ速やかな撤回求めた。この調査において使われ2つ記事ブリタニカからではなく年鑑から採用され、また別の2つ記事に関してコンプトン百科事典から採用されている、とも述べたブリタニカ社はコンプトンを「学生用」百科事典サイト記載している)。また、レビュアー提示され記事は、いくつかの記事ミックスしたものか、記事単なる抜粋にも関わらず内容省略されているという扱い受けた、と反論したネイチャー誤りしたものは、マイナーな表記方法か、解釈問題であったとも述べている。ネイチャーはそれについて弁論し撤回拒否した。これはウィキペディアウェブ版ブリタニカ比べたものであり、ブリタニカサイト利用できるものは何でも使った、と述べた2009年2月インタビューBritannica UK のイアン・グラントはこう語っている。 ウィキペディアは楽しいサイト面白記事山ほどあります、しかしそのやり方ブリタニカではうまくいかないでしょう世の中情報発信していく際、その取り組み方は非常に異なっている、ということ明確にするのが今の私の役目です。彼らは彫刻刀で、私たちドリルです、そしてあなたたち読者正し道具を選ぶべきです。

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