オンライン‐バンキング【on-line banking】
読み方:おんらいんばんきんぐ
オンラインバンキング
【英】net banking, online banking, internet banking
オンラインバンキングとは、インターネットを通じてユーザーのパソコンと金融機関のコンピュータシステムを接続し、振込みや預金残高照会などのサービスを自宅やオフィスなどから行うことができるシステムの総称である。インターネットバンキングなどと呼ばれることもある。
一般的なオンラインバンキングでは、店頭のATMで提供されているような預金残高照会や口座振り込み、口座振り替えなどのサービスをオンラインで利用することができる。これにより、銀行の店頭まで赴かなくても、簡単なサービスを済ませることができるようになる。また、入力されたデータは保持されるため月ごとに入力しなおすといった手間も省け、金融機関によっては電子メールでの相談窓口のような独自のサービスを提供している場合もある。
通信回線を使用した金融機関のサービスは、当初はエレクトロニックバンキングと呼ばれ、処理を行うために専用の端末機器を必要としていたが、現在では一般的なパソコンをインターネット回線に接続し、一般的なWebブラウザなどからサービスを利用することが可能となっている。また、セキュリティやユーザビリティなどを考慮して専用のソフトウェアが用意されている場合もある。
なお、企業からオンラインバンキングのサービスを利用することを「ファームバンキング」と呼び、家庭から利用することを「ホームバンキング」と呼んで区別することもある。同じく、携帯電話におけるインターネット接続機能を使った利用形態は「モバイルバンキング」などと呼ばれている。
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インターネットバンキング
(オンラインバンキング から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 10:00 UTC 版)
インターネットバンキングまたはオンラインバンキングは、インターネットを介した銀行(類)の取引サービスのことである。インターネット閲覧端末(ウェブブラウザ)で利用する。
注釈
- ^ Windows XP/Vista/Windows 7以外のOSやInternet Explorer (IE) 6/7/8/9以外のブラウザからのアクセスを拒否している場合もあるほか、「Windows以外のOS」に対応かつ「IE以外のブラウザ」に対応していても、PDAやスマートフォン、携帯電話のフルブラウザからのアクセスは拒否するものもある。
出典
- ^ a b c d e f “注目されるインターネット・バンキング戦略”. 野村資本市場研究所. 2018年3月17日閲覧。
- ^ 嘉藤隆也. “2002年にリリースされた法人向けインターネットバンキング”. F5 Networks, Inc. 2013年7月1日閲覧。
- ^ 「預金等の不正な払戻しへの対応」について - 全銀協ニュース 平成20年2月19日
- ^ インターネット・バンキングによる預金等不正払戻し(被害発生状況・補償状況) (PDF, 金融庁)
- ^ NHK「ゆうどきネットワーク」2014年4月14日放送
- ^ ネット預金:窃盗被害、法人は補償対象外[リンク切れ]
- ^ 法人向けインターネット・バンキングにおける預金等の不正な払戻しに関する補償の考え方について - 全国銀行協会
- ^ 個人向けインターネットバンキング機能の提供サービスを全面刷新 - 株式会社NTTデータ 2013年6月10日
- ^ 銀行向けチャネル共同センター・サービスを開始 -マルチチャネル向け共同センターを開設- - 日本IBM株式会社 2005年10月3日
- ^ 日立製作所の公式サイト内のインターネットバンキング共同センタサービス「FINEMAX」
- ^ 新商品・サービスを迅速に実現、システム部員のスキルを 『日経コンピュータ』 2010年8月31日
- ^ 日本ユニシス(株)しんきん情報システムセンターから信用金庫業界向けインターネットバンキングシステムを受注 - 日本ユニシス株式会社 平成13年2月1日
- 1 インターネットバンキングとは
- 2 インターネットバンキングの概要
- 3 概要
- 4 システムの普及
- 5 提供サービス
- 6 インターネットバンキングを専業とする銀行
オンラインバンキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 03:34 UTC 版)
紙の小切手と毎月の郵便による取引明細書など日本から見るとある意味前近代的だったアメリカの消費者向け銀行サービスは、21世紀に入り経費節減を図る銀行側の事情が主体となってインターネットを使ったオンライン化が加速されている。例えば、以前は毎月、無料で郵送されていた取引明細書は有料(月$2~5)になり、ペーパーレスを推奨というよりむしろ強制している。他方、ITを使いこなす消費者側の利便性も向上しており、例えばタブレットやスマートフォンなどでいつでも自分の預金口座にアクセスできることはもちろん、受け取った小切手を銀行の店舗やATMのある場所に持参せずともモバイルデバイスのカメラで写した小切手の映像を専用アプリで送信して取立てにまわせるなどの機能拡大が続いている。
※この「オンラインバンキング」の解説は、「預金」の解説の一部です。
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