オンシャ

デジタル大辞泉

おん‐しゃ【御社】

読み方：おんしゃ

相手を敬って、その人が属する会社などをいう語。書き言葉では「貴社」を使うのが普通。→貴社

[補説] 同音の言葉が多く紛らわしい「貴社」に代わり、主に話し言葉において使われ始めた。1990年代初めころからか。

おん‐しゃ【恩赦】

読み方：おんしゃ

１ 行政権によって公訴権を消滅させ、あるいは刑の言い渡しの効果の全部または一部を消滅させること。大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除、および復権の5種がある。

２ 律令制で、天皇の大権によって刑罰を軽減すること。皇室・国家の慶事、凶災の際などに行われた。江戸時代には幕府や諸大名も行った。

おん‐しゃ〔ヲン‐〕【温^×藉】

読み方：おんしゃ

［名・形動］あたたかく、心が広いこと。また、そのさま。蘊藉(うんしゃ)。

「その怨み方が—でなく感情の露骨なのを非難する」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉

おん‐しゃ【音写】

読み方：おんしゃ

［名］(スル)ある言語の語音を、他の言語の文字を用いて書きうつすこと。「梵語を漢字を用いて—する」

歴史民俗用語辞典

恩赦

読み方：オンシャ（ｏｎｓｈａ）

特別の恩恵によって主権者が刑罰をゆるしたり減じたりすること。