オリンピックの東西統一ドイツ選手団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 01:42 UTC 版)
オリンピックの東西統一ドイツ選手団は、当時分裂状態にあった東ドイツと西ドイツが合同で派遣したオリンピック選手団の総称。1956年コルチナ・ダンペッツオオリンピックから1964年東京オリンピックまでの3大会に参加した。この選手団はフランス語ではÉquipe unifiée d'Allemagneと呼ばれ、当時日本語では「統一ドイツ」もしくは単に「ドイツ」と称された。国旗は1956年時点では東西共に同じ旗(現在のドイツ国旗と同一)だったためそれを使用したが、1959年に東ドイツが国旗を変更したため、1960年以降は黒・赤・金のドイツ国旗をもとに中央に五輪マークがついている特別な旗を使用した。表彰式での国歌演奏時はベートーヴェンの交響曲第9番の歓喜の歌を使用した。
- 1 オリンピックの東西統一ドイツ選手団とは
- 2 オリンピックの東西統一ドイツ選手団の概要
- オリンピックの東西統一ドイツ選手団のページへのリンク