オリスカニーとは? わかりやすく解説

オリスカニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/12 08:45 UTC 版)

オリスカニー (Oriskany)




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オリスカニー

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スタンウィックス砦包囲戦」の記事における「オリスカニー」の解説

詳細は「オリスカニーの戦い」を参照 ニューヨーク植民地トライアン安全委員会は、7月30日にセントリージャー隊の動きについて情報取得し応援部隊結成取り掛かった8月4日トライアン郡の約800名がデイトン砦(現在のニューヨーク州ハーキマー近く)に集結した指揮官委員会議長のニコラス・ハーキマーだった。翌日遅く、この部隊はスタンウィックス砦から10マイル (16 km) にまで到着した。これを知ったセントリージャーは、ジョンソン少数正規兵とレンジャーズさらにはブラントインディアン大半付けてハーキマー隊の進行阻止するために派遣した。この部隊待ち伏せ行ったオリスカニー・クリーク近くでの戦いでは、両軍共にかなりの損失出しハーキマーはその足に重傷負った大陸軍はセントリージャーの分遣隊後退させたが、ハーキマー隊は損失大きかったためにデイトン砦までの後退強いられたハーキマーはこの時の傷がもとで死んだ。この戦闘の間にセントリージャーにとっては別の損害受けた。ガンズヴォートの守備隊は敵のかなりの勢力不在になったときに付け込んで出撃した。ガンズヴォートの副司令官マリナス・ウィレット250名の兵士率いて出て、ほとんど空になっていたインディアン宿営地襲撃しジョン・ジョンソン命令簿、遠征作戦書、ガンズヴォートの許婚者からイギリス軍奪っていた手紙含め、「荷車数両の戦利品」を略奪した。この部隊荷車一杯物資回収したという話はおそらく真実ではない。これはマリナス・ウィレット後半生書いた回想記よるものであり、出撃当時の証言ではない。ウィレットの初期日誌には荷車記述が無い。 イギリス軍分遣隊がオリスカニーから戻ると、インディアン所持品や寝るときの毛布までその宿営地から多くのものがなくなっていた。オリスカニーの戦いではインディアン戦士多く倒れていたこともあって、このことはインディアンをひどく動揺させた。彼らはそれまでほとんど戦っていなかった白人が、これから戦闘大半を行うことになるとも告げられていた。このようにインディアンとセントリージャーの間の信頼関係裂け目生じたことで、最終的に包囲戦失敗させることになった。 セントリージャーはオリスカニーでの勝利をネタ再度砦の降伏要求したが、ガンズヴォートはこれも拒否した翌日、セントリージャーは3度目降伏要求する使者送ったが、これにはオールバニにバーゴイン軍がいることと、インディアンには砦の虐殺許可し守備隊出身であるモホーク川流域の町を破壊する許可与えたという虚偽情報伝えていた。砦のウィレット中佐は「貴方はその制服からイギリス軍士官である。よって貴方がもたらした伝言イギリス軍士官評判を落とすものであり、イギリス軍士官持っている評判決し値するものではないと告げさせていただきたい」と雄弁応えたイギリス軍使節提案した3日間の休戦生かしたガンズヴォートは、火薬不足してきていたので、8月10日スカイラーのもとにウィレットを派遣して現状説明させることにした。ウィレットはイギリス軍前線抜けてモホーク川下りベネディクト・アーノルド少将指揮する救援部隊落ち合った

※この「オリスカニー」の解説は、「スタンウィックス砦包囲戦」の解説の一部です。
「オリスカニー」を含む「スタンウィックス砦包囲戦」の記事については、「スタンウィックス砦包囲戦」の概要を参照ください。

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