オホーツク海の流氷
●よく聞けるところ ●寄りみち | 冬の北海道を代表する風物詩、流氷を唯一見ることができるのがオホーツク海である。 毎年11月中旬ごろ、シベリア大陸を流れるアムール川の真水がオホーツク海へ流出する際、河口で塩分のうすい海水層を形成し、シベリアからの寒気にさらされて氷の結晶となる。それが海流によって南下する際、厳寒の風に吹かれて除々に成長しながら、やがて北海道のオホーツク沖合に1月中旬ごろ姿を現わし、流氷初日が観測される。 1月から4月までの約3ケ月間接岸した流氷によってオホーツク海沿岸は、見渡す限り白一色の氷の世界に変貌する。寒さの中、浜辺で耳を澄ませると、流氷のせめぎ合う不思議な音が聞こえてくる。 |
空港連絡・バス=紋別空港から紋別市街までバスで30分。女満別空港から網走駅までバスで30分。稚内空港から稚内駅までバスで35分。 |
- オホーツク海の流氷のページへのリンク