オストラシズムとは? わかりやすく解説

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オストラシズム【ostracism】

読み方:おすとらしずむ

紀元前5世紀古代ギリシャ行われた僭主(せんしゅ)出現防止のための市民投票僭主可能性のある者の名を陶片オストラコン)に書いて投票したためこの名がある。票が一定数に達すると、指名された者は10年追放された。陶片追放オストラキスモス

[補説] もと「貝殻追放」と訳された。

「オストラシズム」に似た言葉

陶片追放

(オストラシズム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 03:48 UTC 版)

陶片追放(とうへんついほう、ギリシア語: ὀστρακισμόςオストラキスモス)は、古代アテナイで、僭主の出現を防ぐために、市民が僭主になる恐れのある人物を投票により国外追放にした制度。英語オストラシズム (ostracism) という名称でも知られる。広義には集落や集団からの追放を指し、日本の村八分と近いものと解釈される[1][2]


  1. ^ Lafcadio Hearn,Japan:An Attempt at Interpretataion,Dodo Press,page51
  2. ^ Ruth Benedict,The Chrysanthemum and the Sword, Mariner Books,page263 etc.


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