オキナとは? わかりやすく解説

おきな【翁】

読み方:おきな

年取った男。おじいさん。⇔嫗(おうな・おみな)。

老人自称

「—の申さむことは聞き給ひてむや」〈竹取〉

能などに用い老人の面。おきなめん。

[補説] 曲名別項。→翁

翁の画像
(3)のひとつ「白色尉(はくしきじょう)」/撮影・JoshBerglund19 https://goo.gl/v0XQiK
翁の画像
(3)のひとつ「黒色尉(こくしきじょう)」/撮影・Norio Nomura https://goo.gl/LIA4aE

おきな【翁】

読み方:おきな

能で、別格扱われる祝言曲。翁・千歳(せんざい)・三番叟(さんばそう)の三人歌舞からなり正月初会祝賀能などの最初に演じられる。翁役は白色尉(はくしきじょう)、三番叟役は黒色尉(こくしきじょう)という面をつける。→式三番(しきさんば)

翁の画像
白色尉(はくしきじょう)/撮影・JoshBerglund19 https://goo.gl/v0XQiK
翁の画像
黒色尉(こくしきじょう)/撮影・Norio Nomura https://goo.gl/LIA4aE


読み方:オキナ

翁とは、能の演目のひとつ。

天下泰平寿ぐことほぐ)能。

「能にして、能にあらず」と言われ通常の物語演ずるものとは違い、数種類の歌や舞を集めたものです。

この祝い演目演ずる能楽師は、かつて「別火(べっか)」という儀式心身清めたそうです
別火」とは、女と火を分けということであり、女を絶った生活をするという意味です。
現代では、どこまで厳密に別火」できるかわかりませんが、そうした考え残っているようです

作者不詳

とうどうたらりたらりらたらりららりららいどう」という謡の意味も、諸説があり、定まってないようです。

なんとも不思議なそれでいてとても重んじられている演目です。

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関連用語
能/謡


沖名

読み方:オキナ(okina

所在 高知県高岡郡日高村

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

オキナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 09:06 UTC 版)

オキナ株式会社は、日本の文具メーカー。本社は東京都墨田区本所封筒書簡、事務用紙、学習帳など製品を手掛けており、1983年から販売している方眼紙「プロジェクトペーパー」や封筒で知られている。社章はトナカイのマーク(後述)。




「オキナ」の続きの解説一覧

オキナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:06 UTC 版)

アポストロフィー」の記事における「オキナ」の解説

詳細は「ʻ」を参照 ʻ(オキナ、U+02BB)は、ハワイ語声門破裂音を表すために用いられるアポストロフィー代用されることもあるが、正確な字形異なり上付きの6に似た形をしている。左シングルクォーテーションマークにも似ているが、クォーテーションマーク記号であるのに対し、オキナは文字である。

※この「オキナ」の解説は、「アポストロフィー」の解説の一部です。
「オキナ」を含む「アポストロフィー」の記事については、「アポストロフィー」の概要を参照ください。


オキナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:41 UTC 版)

赤えい (妖怪)」の記事における「オキナ」の解説

前記竹原春泉 絵本百物語 -桃山人夜話-』にはもう一つ橘南谿による江戸後期紀行文東遊記後編』(寛政9年1797年)刊)に記述されている巨大魚「オキナ」も類話として載せている。同書に記す「オキナ」は蝦夷東海棲息し、春に南の海行き秋に戻って来るといい、その現れる際には海底から雷鳴のような轟音が響くとともに大波起こり、餌として20尋から30尋(およそ30から50メートル)もあるを、飲み込むかのように飲み込むために、食べられいとする四方八方逃げ出すという。その体長全身を目にした者はいないものの2里から3里におよぶものと考えられ稀に海上に浮かぶ姿を目にし得時にはまるで大きな島々連なっているかのようであるが、それとても背中乃至尾鰭僅かに突き出ている姿に過ぎないという。もっとも、同書記述は南谿の伝聞であって、それに先行する上記三国通覧図説中に季節の回遊部分除いて全く同様の記載があり、古川古松軒ふるかわ こしょうけんも『東遊雑記とうゆうざっき』(天明8年1788年時の記録)中で「ヲキナ」と表記して『三国通覧図説』の記述紹介しているが、大槻文彦はこの「お(を)きな」を「大き(な)」の謂であろう解している。 なお、足利文庫『東遊雑記』寄せられた「統云」という註では、呑む程の大きさであるかは知らないものの松前北海道)から「ヲキナ」の牙が産出され、それは象牙似たもの三味線の撥等に用いると述べ、『三国通覧図説』の地理的記述不正確さからその内容信じるに足りないものと断ずる松軒自身も、自身の目で確認できなかった事項に関して不可知論立場を採っていた為か、「松前にては(ヲキナを)知る人なし」としつつも「かぎりなき大海なれば呑む大魚あるべきなり」とその存在の可能性否定していない。

※この「オキナ」の解説は、「赤えい (妖怪)」の解説の一部です。
「オキナ」を含む「赤えい (妖怪)」の記事については、「赤えい (妖怪)」の概要を参照ください。

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