エールストリング敵味方識別装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/25 08:39 UTC 版)
エールストリング(FuG 25a Erstling ドイツ語で「初物」の意)は、第二次世界大戦期のドイツ空軍の航空機に搭載された敵味方識別装置である。GEMA社(Gesellschaft für elektroakustische und mechanische Apparate)により開発されたこの装置は、ドイツのレーダー基地が敵味方の識別を可能なように1941年からドイツ軍機に搭載され、フライヤやヴュルツブルクといったレーダー装置から発せられるインパルス信号を受けて事前に決められた信号を返した。後にFuG 25aはEGON夜間戦闘機誘導方式の核となる装置となった。
- ^ Gebhard Aders, Geschichte der deutschen Nachtjagd, Motorbuch publishing company 1977, p. 303
- 1 エールストリング敵味方識別装置とは
- 2 エールストリング敵味方識別装置の概要
- 3 参考文献
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