エーライト

スラグ用語集

エーライト

別名：えーらいと
【英】：alite

クリンカ構成化合物の一つで、けい酸三カルシウム(3CaO・SiO2)とほぼ同じ化学成分から成る。これには、MgO，Fe2O3，Al2O3もわずかに固溶している。コンクリートの材齢28日までの強度発現に大きく寄与する。アリットとも呼ばれる。

セメントコンクリート用語

C3S (ｴｰﾗｲﾄ)

セメントクリンカー中の主要化合物。珪酸三カルシウム。分子式3CaO･SiO2。水和反応はやや速く、材齢28日以内の早期強度をつかさどる。水和熱はやや大きい。

ウィキペディア小見出し辞書

エーライト(C3S)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/01/09 05:23 UTC 版)

「ポルトランドセメント」の記事における「エーライト(C3S)」の解説

中等度の水和速度を有し、初期・長期の強さ発現性に優れる。水和物は中等度の化学的抵抗性と乾燥収縮を有する。