エンドソームとは? わかりやすく解説

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エンドソーム【endosome】

読み方:えんどそーむ

細胞エンドサイトーシス飲食作用)によって細胞内取り込まれ物質輸送代謝関与する袋状の構造体。特に、飲作用ピノサイトーシス)によって形成されるものをいう。→ファゴソーム

[補説] 取り込んだ物質選別を担う初期エンドソーム、リソソーム融合して内容物分解する後期エンドソーム、受容体輸送体細胞膜に戻すリサイクリングエンドソームに大別される


エンドソーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 09:09 UTC 版)

エンドソーム (endosome) はピノサイトーシスによって形成された一重の生体膜からなる小胞。ほぼ全ての真核細胞が持ち、細胞外の分子の取り込みや、細胞表面の分子のソーティングに関わる。その結果エンドソームに取り込まれた一部の分子は再利用され、小胞輸送によって細胞膜へと輸送される。また不要な分子はエンドソームがリソソームと融合することで分解される。エンドサイトーシスの一種であるファゴサイトーシスによって形成された(ヘテロ)ファゴソームはエンドソームに含めないと思われる。




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