三省堂 大辞林 |
エンデュミオン [Endymi
n]
ウィキペディア |
エンデュミオーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/09/01 14:00 UTC 版)
エンデュミオーン(’Ενδυμίων, Endymion)は、ギリシア神話に登場する人物である。エンデュミオン、エンディミオンともいう。
目次 |
神話
家族構成
エンデュミオーンは、ゼウスの息子アエトリオスとアイオロスの娘カリュケーとの息子、あるいはゼウスの息子とされる。妻は水のニュンペーあるいはイーピアナッサ[1]、またあるいはアステロディアとも、アムピクテュオーンの子イトーノスの娘クロミアーとも、アルカディア王アルカスの娘ヒュペリッペーともいわれ、その間に息子アイトーロス、パイオーン、エペイオスと、娘エウリュキュダーのほか、エーリスの伝承では50人の娘をもうけたされる[2]。また、ピーサも娘とされることがある。50人の娘がいるとされるのは、これはオリンピアードの期間が50ヶ月であるためだと考えられている。
栄光
エンデュミオーンはテッサリアーからアイオリス人を率いてエーリスに到達し、エーリス王となった。息子達には王位を競技によって争わせ、次の王位についたのはエペイオスであった[3]。また、オリュンピアからクレータ王クリュメノスを追い払って、その王位も奪った。
悲恋
エンデュミオーンは、月の女神セレーネーとの悲話で知られる。ある日、山の頂で寝ていたエンデュミオーンを見たセレーネーは、恋に落ちた。自分とは違い、老いていくエンデュミオーンに耐えきれなくなった彼女は、ゼウスに彼を不老不死にするように頼んだ。ゼウスはその願いを聞き入れ、彼を永遠の眠りにつかせた。(一説によればセレーネー自身が行ったともされる) 以降、毎夜セレーネーは地上に降り、眠るエンデュミオーンのそばに寄り添っているという。
エンデュミオーンが眠る場所は通常ペロポネーソスとされるが、一説によればカーリアのラトモス山とされる[4]。そのため、エンデュミオーンの墓はエーリスとラトモスの両方にあった。カーリアのヘーラクレース山の人々は、彼のためにラトモス山に神殿を建てた。また、セレーネーとアルテミスが同一視されるようになってからは、恋の相手はアルテミスとされるようにもなった。
脚注
参考文献
固有名詞の分類

