ウィキペディア |
エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/02 08:51 UTC 版)
エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(Ernst Stavro Blofeld)はイアン・フレミング原作の『ジェームズ・ボンド』シリーズに登場する悪役(スーパーヴィラン)。世界征服を狙う悪の天才であり、世界規模の犯罪組織「スペクター」(SPECTRE, SPecial Executive for Counter-intelligence, Terrorism, Revenge and Extortion、「対敵情報、テロ、復讐、強要のための特別機関」)の首領をつとめており、イギリス秘密情報部の諜報員ジェームズ・ボンド の宿敵でもある。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
- ^ ブロフェルドという名は、フレミングの同級生(イギリスのクリケット解説者ヘンリー・ブロフェルドの父親)から取られたと信じられている。しかし実際にはフレミングと同じ会員制クラブにいた作家のジョン・ブロフェルドの父、アーンスト・ブロフェルドから取ったものである。ヘンリーとジョンは遠い親戚に当たる。
- ^ イアン・フレミングの誕生日と同じ。
- ^ 1908年当時、グディニャは小さな漁村であり観光客がいくらか来る程度だった。現在のような港湾都市となったのはポーランド独立後の1920年代のことであり、フレミングの説明するようなブロフェルドの生まれ方は不可能か、もしくは信じがたいものである。
- ^ 製作側としては本来、ブロフェルドを今後も登場させるつもりであったが、ケヴィン・マクローリーとの権利問題(後述)でブロフェルドをこの作品の後、登場させることができなくなってしまった。よって、ブロフェルドの死ははっきりとは描写されていない。『ユア・アイズ・オンリー』においても同様の理由である。
- ^ ここではブロフェルドらしき男の名は最後の出演者クレジットにも出てこないが、これは当時イオン・プロとケヴィン・マクローリーが『サンダーボール作戦』の映画化権とブロフェルドというキャラクターの著作権をめぐり法廷で争っていたためでもある。マクローリーはフレミングの旧友であり、ジャック・ウィッティンガムと三人で1950年代後半にジェームズ・ボンドシリーズの映画化・テレビ化を模索して多くの脚本を書いていた。この映画原案のひとつをフレミングが無断で小説『サンダーボール作戦』にしたため、マクローリーとウィッティンガムはフレミングを法廷に訴えた。1963年の暮れ、フレミングが二人に対する損害賠償支払いを行い、以後の小説では二人の名をクレジットするよう判決が出た。小説の権利はフレミングに残ったため、スペクターは1963年以後もフレミングと後継作家たちにより小説に登場している。マクローリーは映画プロデューサのアルバート・R・ブロッコリおよびハリー・サルツマンと『サンダーボール作戦』映画化の合意を行ったが、その映画化以後もブロフェルドと組織「スペクター」が登場し続けたため彼らに対してもブロフェルドと「スペクター」の著作権を主張して裁判を起こした。この訴訟以後、ブロフェルドが007シリーズに登場することはなく、『ユア・アイズ・オンリー』冒頭でブロフェルドらしき謎の男を倒したことにより映画製作者はこのキャラクターに対する決別をほのめかしたといわれる。
- 1 エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドとは
- 2 エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドの概要
- 3 外部リンク
固有名詞の分類
| 映画の登場人物 |
クラリス・スターリング アトミックのおぼん エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド 赤胴鈴之助 ヴィトー・コルレオーネ |
エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドに関係した商品