エルブランの定理とは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|基本情報|文献|商品|全文検索
Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 方式・規則 > 理論・法則 > 定理・公理 > 定理 > エルブランの定理の意味・解説 

ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

エルブランの定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/10 08:56 UTC 版)

エルブランの定理: Herbrand's theorem)は1930年にジャック・エルブランが発表した数理論理学上の基本定理である [1]。 エルブランの定理は様々な表現方法があるが、単純には以下のように表現できる。

F を節の有限集合とするとき、以下の2つは同値である。
  • F が充足不能
  • F から得られる基礎例(エルブラン基底)の有限集合で充足不能なものが存在

エルブランの定理は一階述語論理における任意の恒真な論理式の証明が有限回の機械的な操作で終わることを保証し、ほとんどの自動定理証明の理論的な基盤になっている。チューリングマシン停止性問題と同様、一般的な述語論理式が証明可能かどうかを求めるアルゴリズムは存在しないが、エルブランの定理では一階述語論理命題論理と結び付けることで、一階述語論理での証明可能性についての部分的な回答を与えている。

なお、エルブランの本来の証明は任意の一階述語論理式を対象としたものだが[2]、多くの場合、冠頭形の論理式に制限し単純化した定理で表される。




  1. ^ J. Herbrand, Recherches sur la théorie de la démonstration. Travaux de la Societe des Sciences et des Lettres de Varsovie, Class III, Sciences Mathematiques et Physiques, 33, pp.33-160, 1930.
  2. ^ a b Buss, Samuel R., "On Herbrand's Theorem", in Maurice, Daniel; Leivant, Raphaël, Logic and Computational Complexity, Lecture Notes in Computer Science, Springer-Verlag, pp. 195–209. 1995.


「エルブランの定理」の続きの解説一覧





固有名詞の分類



エルブランの定理に関係した商品


エルブランの定理のページへのリンク
「エルブランの定理」の関連用語
エルブランの定理のお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「エルブランの定理」を見る
_ _   


エルブランの定理のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエルブランの定理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2012 Weblio RSS