エポキシ‐じゅし【エポキシ樹脂】
エポキシ樹脂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/03 05:43 UTC 版)
エポキシ樹脂(エポキシじゅし、英: epoxy resin)とは、高分子内に残存させたエポキシ基で架橋ネットワーク化させることで硬化させることが可能な熱硬化性樹脂の総称である。架橋ネットワーク化前のプレポリマーと硬化剤を混合して熱硬化処理を行うと製品として完成するが、プレポリマーも製品化した樹脂も両者ともエポキシ樹脂と呼ばれる。
- ^ “ecopoxy”. ecopoxy. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “Tabletop Epoxy”. TOTALBOAT. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “10 MOST Amazing Epoxy Resin and Wood River Table ! Awesome DIY Woodworking Projects and Products #2”. WOOD Presents!. 2019年1月20日閲覧。
- 1 エポキシ樹脂とは
- 2 エポキシ樹脂の概要
- 3 概要
- 4 関連項目
エポキシ樹脂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 07:07 UTC 版)
常温で液体の樹脂と硬化剤に分かれており、その二つを攪拌混合することで重合させて固体とする。硬化時間は10分から数時間程度で、硬化剤の選択や量の管理で硬化時間を変えることができる。硬化前は透明な液体であり、硬化後も透明性を保つが、やや暖色系の色合いを持つことが多い。 粘性は高く、そのままでは常温常圧での重力注型は困難であり、またウレタン樹脂と比較すると硬化時間が長いことから生産性が落ちる。しかし、十分に重合硬化させた場合には非常に安定した樹脂となるという特徴も持つ。模型製造用などとして揮発性溶剤を混入したものは発売されていないが、アクセサリー・ブローチ製作用に低粘度・注型用のエポキシ樹脂が市販されている。また、グラスファイバーや炭素繊維と組み合わせて繊維強化プラスチックに使用されることもある。
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