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バンドギャップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/01 06:14 UTC 版)

(エネルギーギャップ から転送)

バンドギャップ(Band gap、禁止帯禁制帯)とは、 広義の意味は、結晶のバンド構造において電子が存在できない領域全般を指す。 ただし半導体絶縁体の分野においては、バンド構造における電子に占有された最も高いエネルギーバンド価電子帯)の頂上から、最も低い空のバンド(伝導帯)の底までの間のエネルギー準位(およびそのエネルギーの差)を指す。

E-k空間上において電子はこの状態を取ることができない。バンドギャップの存在に起因する半導体の物性は半導体素子において積極的に利用されている。

半導体のバンド構造の模式図。Eは電子の持つエネルギー、kは波数。Egがバンドギャップ。半導体(や絶縁体)では「絶対零度で電子が入っている一番上のエネルギーバンド」が電子で満たされており(価電子帯)、その上に禁制帯を隔てて空帯がある(伝導帯)。
金属、および半導体絶縁体バンド構造の簡単な模式図(k空間無視)

バンドギャップを表現する図は、E-k空間においてバンドギャップ周辺だけに着目した図、さらにk空間を無視してエネルギー準位だけを表現した図も良く用いられる。




  1. ^ H. Unlu (1992). “A Thermodynamic Model for Determining Pressure and Temperature Effects on the Bandgap Energies and other Properties of some Semiconductors”. Solid State Electronics 35: 1343–1352. doi:10.1016/0038-1101(92)90170-H.
  2. ^ Temperature dependence of the energy bandgap
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t Streetman, Ben G.; Sanjay Banerjee (2000). Solid State electronic Devices, 5th, New Jersey: Prentice Hall. ISBN 0-13-025538-6. 
  4. ^ (2002). “Unusual properties of the fundamental band gap of InN”. Applied Physics Letters 80: 3967. doi:10.1063/1.1482786.
  5. ^ Madelung, Otfried (1996). Semiconductors - Basic Data, 2nd rev., Springer-Verlag. ISBN 3-540-60883-4. 
  6. ^ (1961). “Symmetry of Excitons in Cu2O”. Physical Review 124: 340. doi:10.1103/PhysRev.124.340.
  7. ^ (1961). “Optical Absorption of Cuprous Oxide”. Physical Review 121.


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