エドワード・T・ルー
名前:エドワード・T・ルー(Edward Tsang Lu)
性別:男
国名:アメリカ
生年月日:1963年7月1日(マサチューセッツ州スプリングフィールド)
所属機関:アメリカ航空宇宙局(NASA)
飛行実績:スペースシャトル計画(STS-84/アトランティス号)(STS-106/アトランティス号)
ルーは高校卒業後、1984年にコーネル大学電気工学部を卒業し、1989年にスタンフォード大学で応用物理学博士となりました。その後、太陽物理学や天体物理学での研究を続け、1992年から1995年までハワイの天文学研究所に在籍し、太陽フレアの基礎物理学における多くの新説をうち立て、その解明に貢献しました。1996年に宇宙飛行士訓練を終了し、ミッションスペシャリスト(MS)として認定されています。1997年のSTS-84と、2000年のSTS-106で2度の飛行を行っており、野口聡一飛行士らが搭乗するSTS-114で、第7次国際宇宙ステーション(ISS)滞在クルーとして飛行を予定しています。
1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
STS-84でC.J.プリコート、E.M.コリンズ、C.I.ノリエガ、C.M.フォール、E.V.コンダコワ、J-F.クレルボワ、J.M.リネンガーと、STS-106でT.ウィルカット、S.アルトマン、R.マストラキオ、D.バーバンク、Y.I.マレンチェンコ、B.モロコフと同乗しました。
2.宇宙でどのようなことを行い、どのようなことに成功しているの?
STS-84ではスペースシャトルとロシアの宇宙ステーション「ミール」とのドッキング・共同飛行、ミールへのシャトルによる搭乗員・物資の補給、米国・ロシアの宇宙飛行士による共同船外活動、ISS利用に先立って必要な科学研究などが行われました。STS-106では最初のISS滞在クルーのための準備が行われ、多くの補給品の搬送や、バッテリー、変圧器、トイレ、トレッドミルなどの設置が行われました。ルーとY.I.マレチェンコで、サービスモジュール「ズヴェズダ」とISSへの電気配線や、データ通信ケーブルの配線を行う船外活動(EVA)も行われました。
3.どれくらいの時間、宇宙を飛んでいるの?
STS-84で9日5時間20分、STS-106で11日19時間10分の宇宙滞在を行いました。
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