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エドガー・ヴァレーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/08/11 15:06 UTC 版)

エドガール・ヴィクトール・アシル・シャルル・ヴァレーズEdgar(d)[1] Victor Achille Charles Varèse, 1883年12月22日1965年11月6日)は、フランスに生まれ、アメリカに帰化した作曲家パリ生まれ。弟子にアンドレ・ジョリヴェ、周文中、ウィリアム・グラント・スティルらがいる。

初期はクロード・ドビュッシーらと親交を持ち、後期ロマン派印象主義の影響を受けた作品を書いていた。しかし、その後初期作品の全てを廃棄し、残っていた草稿も後に火災により焼失した(その他、1908年に作曲した交響詩『ブルゴーニュ』は1962年に破棄するまで手元に残していた)。

その後イタリア未来派フェルッチョ・ブゾーニイーゴリ・ストラヴィンスキーの影響を受け、『アメリカ』(1920年)以降、打楽器を多用した作品を多数発表。第二次世界大戦以降は電子音楽も取り入れた。

セリー技法によらない作曲法、多数の打楽器の使用、電子楽器の使用など、今までの音楽とははっきりと一線を画する斬新な音響空間は後の作曲家に大きな影響を与え、音楽の可能性を拡大した。残された作品は少ないが、1つ1つの作品が、音が生き物のように自由に動き回り、とても斬新な音響空間となっている。下記の作品は、現在聴くことのできる作品である。


  1. ^ 米国に移住してからは'Edgar'と綴ることが多かったが1940年代からは'Edgard'と綴ることもあり、一定しなかった。Malcolm MacDonald, Varèse, Astronomer in Sound (London, 2003), ISBN 1-871082-79-x p. xi.による。


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