エスパーニャ・ベルデ
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エスパーニャ・ベルデ(スペイン語: España Verde)は、スペイン北部の大西洋沿岸部を指す際に使用される。英語ではグリーン・スペイン(英語: Green Spain)。カンタブリア山脈やバスク山脈の北側を指し、ガリシア州、アストゥリアス州、カンタブリア州、バスク自治州(北側半分)などが含まれる。
- ^ Climatología del País Vasco Euskalmet, Basque Meteorology Agency
- 1 エスパーニャ・ベルデとは
- 2 エスパーニャ・ベルデの概要
エスパーニャ・ベルデ
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「スペインの地理」の記事における「エスパーニャ・ベルデ」の解説
イベリア半島の気候は地域によって大きく変化するが、歴史的にはカンタブリア山脈を境にして乾燥イベリアと湿潤イベリアの二つの地域に区分された。カンタブリア山脈以北の北西岸はエスパーニャ・ベルデと呼ばれる、年降水量は800-1,500mmの西岸海洋性気候であり、夏季は涼しく冬季は穏やかである。北部のバスク州、カンタブリア州、アストゥリアス州、ガリシア州がエスパーニャ・ベルデに含まれ、山岳地帯では年降水量が3,000mmに達する場所もある。 北西部のガリシア地方にあるア・コルーニャでは、夏季の日中の平均気温は摂氏23度をわずかに下回る。涼しく湿度の高い夏季の気候は、半島北岸の大部分の地域に共通している。この地域では降水量が月30mm以下になることがなく、降雨日は年間150日以上となる。概して湿度が高く、曇天日も多い。
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