エキゾーストバルブ
4ストロークエンジンにおいて、排気行程およびその前後において開き、シリンダー内から燃焼ずみのガスを排気系に排出するバルブのこと。ユニフロー式の2ストロークエンジンにおいても用いられることがある。吸気バルブに比べて常に高温になるために耐熱性が要求され、ニッケルやクロムを多く含んだ耐熱合金が使われる。高性能エンジンやレーシングエンジンでは、バルブの冷却特性を改善するためにステム内に金属ナトリウムを封入したものもある。軽量で耐熱性に優れたセラミックバルブも研究されている。吸気バルブに比べて傘部の径は0.9倍程度である。
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