エキスポート・リファイナリーとは? わかりやすく解説

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エキスポート・リファイナリー

読み方えきすぽーと りふぁいなりー
【英】: export refinery

産油国において、石油製品輸出目的として建設され製油所をエキスポート・リファイナリーという。
産油国従来原油輸出代えて付加価値が高い製品輸出指向することによって、石油収入極大化図り同時に自国工業化推進する目的から、国内石油需要上回る精製能力増強進めている。これらの製油所は、サウジアラビアのように、内需向け、輸出向け明確に区分している国もあれば、そうでない国もあるが、増強後の精製能力内需上回り製品輸出余力一時的あるいは恒久的に持つことになるので、これらの製油所総称してエキスポート・リファイナリーと呼んでいる。OPEC 加盟諸国精製能力は、1982 年現在の 4,935 千 b/d から 1987 年には 7,435 千 b/d に増大することが見込まれている(注:1984 年 5 月、Dr.F.Fesharaki 、“OPEC and the World Refining Crisis”)。このことは産油国にとっても原油価格実質的な値引きという問題提起するが、他方消費国中間地の石油企業影響与えるという見方が有力である。



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