ウルトラマンアグル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 22:57 UTC 版)
「ウルトラマンガイア」の記事における「ウルトラマンアグル」の解説
藤宮が未確認粒子観測センサーでの実験中に出逢った海の青き光の巨人。元アルケミー・スターズの藤宮が変身ブレスレットアグレイターで変身する。体色は青・黒・銀。 誕生の地はプロノーン・カラモスというアルケミースターズの管理施設であり、第16話ではこの地でさらなる力を手にする。初期形態は第3話〜第26話前半(第6話 - 第11話、第15話、第19話 - 第23話を除く)まで活躍した。第25話・第26話でのガイアとの戦いの影響でゾーリムを呼び寄せてしまう。破滅招来体に利用されていたことを知り、自らの過ちに気付き戦意喪失。アグレイターから青き光の力を開放し、我夢にそれを託した。これが前述のガイアV2のヴァージョンアップのきっかけとなる。 正式に名前が出たのは第16話でそれまでは単に「青い巨人」や「青いウルトラマン」と呼ばれていた。最初に名前が出たのはパソコンのコンソール画面に表示された「AGUL」のローマ字から。「アグル」という語自体は造語で、「aggressive(=攻撃的な)」「agreement(=同意・承諾・契約・協定)」の意味を持たせつつ、語感の似た「悪」も掛けており、本作品の当初の仮題でもある『ウルトラマンオスカー』のオスカー像=アンクルというイメージからも着想を得ていたという。 同時上映の短編映画を除けば長編映画には一度も出演しておらず、他作品のウルトラマンとの本格的な共演は『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』が初となる。 口元のデザインはウルトラセブンのBタイプをイメージしている。頭部は当初、二重線の案もあったため雛形を作っていたが、しつこすぎるためシンプルな方向性のものとなった。序盤はダークヒーローとして登場するため、黒のラインを入れている。 デザイン画では、「アクル」という名称もあった。 ウルトラマンアグルのスーツアクターを務めた清水一哉は、演じるうえで「藤宮自身が体現する人間ウルトラマン」であることを意識したといい、元気キャラの我夢に対して藤宮はクールなため、斜に構えた感じの「静」と「動」でいうならば「静」であることから序盤はあまり動かなかったという。アクションにおいても、肉弾戦ではなく、キックやパンチを多用した格闘技を目指したという。
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